ユリシス・キッズTakabataには、子どもたちがいつでもシール貼りができるように、常にシールをストックしています。大小様々、色や形もたくさん用意しています。
そもそも子どもって、とうしてあんなにシールが好きなんでしょうか?10人いたら7人くらいは夢中になって貼る。かくゆう私も子どもの頃はそんなタイプで、マイシールブックを持ち歩いていたほど。
シールを剥がして貼る、剥がして貼る、そしてまた剥がして貼る。この単純作業がなんとも言えず心地良い。大人になってもそれは変わらず、イケてるシールがあればどこに貼ろうかとあれこれ思案し、貼った後もしばらく眺めます。
車に、自転車に、ヘルメットに、ノートパソコンに、スマホにと様々なものにシールを貼ってカスタム。ほんと、楽しくてワクワクします。大人げないと分かっていながら好きなものは好きなのです。
どうやらシール貼りには、子ども心に訴えかける何かがあるようです。
そんな言葉では言い表せないほど魅力的なシール貼りですが、子どもの発達においても良いことだらけなんですよ。
そもそも人間の体は中心から発達していきます。赤ちゃんの時に首が座るところから始まり、寝返りやお座りができるようになり、腕を伸ばし、ようやく立てるようになる。それからようやく手先が器用に使えるようになります。
「シールを剥がして貼る」という微細運動は、手先を動かす訓練としてとても優れていると思います。シールをつまむ・にぎる・操作する。誰に指図されるでもなく教えられるでもなく、ほとんど本能に近い形でこれほど繊細な技術を要する作業に没頭できるって、シール貼り以外にないのでは。すごいぞ、シール貼り。
子どもたちにとって、こうした手先を動かす訓練をすることで箸を上手に使えるようになる、ボタンの留め外しがスムーズにできるようになる、字が上手になるなどの効果も期待できます。
そもそも指先を動かすことで脳機能も向上し、集中力もつきます。集中力がつけば気持ちもコントロールでき、落ち着きも出てくることでしょう。
私もボケ防止のため、今日も子どもたちとせっせとシール貼りに精を出します♪
剥がして貼って「シール貼り」で落ち着きと集中力が身につく!?
教室の毎日
23/07/07 22:22