自分のやりたい遊びを押し通そうと周りのお友達を押しのけたり、言わなくてもいいような嫌味をつい言ってしまいお友達に嫌な思いをさせてしまう。
一番になりたいが為、周りのお友達のことを考えず激しく自己主張してしまい、周りのお友達を困惑させてしまう。
自分のやりたい遊びに対して周りの賛同が得られず拗ねてしまい、周りのお友達を困惑させてしまう。
頭では分かっているけれど、どうしても気持ちが抑え切れず、衝動的な行動をとってしまう子がいます。相手の気持ちを想像できず、それゆえに相手に合わせられない。社会性の乏しさからくるものだと推測できます。
そこでユリシスでは「相手に合わせる」ことをテーマにした運動遊びを取り入れています。
題して「息を合わせてゴールを目指そう!風船運び」です。ルールは簡単で、2人一組になり、風船を背中に挟んで進むというもの。ポイントはその進み方。2人並行ではなく、床に引いた白線に沿って、前後で先導者と後続者という関係性を保ちながら進むというもの。
もちろん、風船が落ちたら失格なので、いかに落とさないように進むかが鍵です。先導者は後続者が付いてきているか確認しながら慎重に進まなければならないし、後続者は先導者のペースに合わせなければなりません。自分のペースで進んだら先導者にぶつかってしまうことも考えられます。
つまり、先導者後続者ともに「相手に合わせる力」が自然と必要になってくるわけです。
扱っているのは風船なので、力を入れ過ぎて割れてしまうことだって当然あります。力加減のコントロールも養えるわけですね。
風船をいかに落とさずに進むかが鍵のこの運動遊び。負けず嫌いな子や1番にこだわる子でも、1人の力ではどうにもならないので、否が応でも相手に合わせようとします。環境を整えると子どもは変わると言いますが、まさにその通り!
ユリシスのお友達は、とても集中しながら毎回、丁寧に取り組んでいます♪
運動遊びvol.9/息を合わせてゴールを目指そう!風船運び
教室の毎日
23/07/10 22:02