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お友達と距離感を取るやり方ご存知ですか?

教室の毎日
こんにちは!児童指導員のじゅんやです!最近日中暑くなり30℃を超える事も当たり前になりスタッフ達は、ヘトヘトに溶けてしまいそうな感じです。




お子さま達は、暑さにも負けない元気モリモリで、その元気分けてくださいよ〜と思う毎日を過ごしています。




今日ですが、4歳自閉症(ここからはA君と表記)の子の保護者さまから「お友達との距離が近いです。トラブルを避けるために、どう言った声掛けや関わり方が適切ですか?」とご相談がありましたので話していきます。




まず自閉症のお子さまには、目で見た情報を理解しやすい視覚優位、こだわり行動(ルーティンや順番を重んじる)などの特性が見られることが多いです。




Aくんにもその特性は当てはまり、聴覚よりも視覚での情報をキャッチしやすかったり、自分の中のルーティンを作ったりする事が得意です。今回のケースは、彼のこの特性を長所として捉えた支援が有効ではないでしょうか。




この長所を活かした関わり方ですが、すぐに実践出来る方法として、お友達と話す時や遊ぶ時に片腕を前に出し(前へならえのポーズ)、手が当たらない位置だったら話したり遊んでも大丈夫と伝える。




その他にも、フラフープを身体にくっつけて、フラフープの中に入って話せるのは、パパやママだけ。フラフープより外はお友達と話せる場所と伝える。




床にマスキングテープを貼り、テープより先はお友達が遊ぶエリアと伝える(箱やボールなどでも大丈夫です)。




これらの方法なら視覚的に情報が入り、言葉で伝えるよりも理解しやすく、ルーティン化することで自然とお友達との適切な距離感を掴めると思います。




もちろん、すぐには距離感を掴むことは難しいので少しずつ少しずつ時間をかけて行っていく必要があります。




実際に行ってみてお子さまに合わない場合もありますので一つの参考として見てください。




ここでちょっとしたおまけとして、今後彼が成長して行く中で、少しずつ理解が深まるといいなと思うのが「相手の気持ちを理解する」ことです。




相手の気持ちは目には見えないので、自閉症のお子さまにとってはなかなか理解しづらい領域です。




そのスキルを得るために必要な関わりとして絵本を読み聞かせることが大事だと感じます。絵本は、様々な事を教えてくれる教科書みたいなもので、視覚的に絵を見て場面を想像出来るからです。




僕のおすすめは、「ないた」と言う絵本です。幼い時からほぼ毎日見ていた絵本でとても印象が強いです。もし良かったら、図書館で借りてみてはいかがでしょうか?
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