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定型発達のゲートをいかに「通す」かよりも「広げる」療育を

こんにちは!保育士のたくまです。子育てをしていると、つい「うちの子はどうして普通の子のようにできないんだろう」と感じてしまうこと、ありませんか?




特に発達の特性を持つお子さんの場合、社会が求める、言わば“定型発達のゲート”を通ることが難しい場面がたくさんあると思っていて。




例えば、学校では「静かに座っていること」が求められる。公園では「順番を守って遊ぶ」ことが前提。家では「時間通りに支度をする」ことが期待される。




一見、当たり前に感じるこれらのこと。でも、そのゲート(=社会の基準)は、発達に特性を持つお子さんからしたら、時にはとても狭くて硬いものに見えることもあるんですよね。




療育というと、「子どもをトレーニングして、その狭いゲートを通れるようにする」というイメージを持つ方も多いかもしれません。「できないことをできるようにする」という考え方。もちろん、少しずつスキルを身につけていくことも大事だとは思います。




でも、ちょっと待って。それだけだとお子さんも親御さんも疲れてしまうんじゃないかと思うんです。子どもからしたら苦手なことを頑張るのって、結構しんどい。なんとかゲートは通れた。でも、その子らしさはどこへやら⋯。




親御さんからしたら「なんでできないの?」お子さんからしたら「まだ足りないの?」とプレッシャーばかりが大きくなって、親子揃って心身ともにすり減ってしまいそうです。




じゃあ、どうすればいいのかという話ですが、答えはシンプル。「ゲートそのものを広げてあげる」つまり、お子さんに合わせて環境を整えてあげることです。




静かに座るのが苦手なら、座席を端にして動ける余白を作ってあげる。順番を待つのが難しいなら、見通しの立つカードやタイマーを用意してあげる。支度が苦手なら、「やることリスト」を絵や写真でわかりやすく示してあげる。




こうしてゲートを広げれば、お子さんは「自分にも通れるんだ!」という成功体験を積みやすくなると思っていて。そして、安心感を持てば、自己肯定感も満たされ少しずつ自分の力で進むこともできるようになると思います。




「子どもを型に押し込める」のではなく、その子の強みを活かしながら「子どもに合った道を一緒に探す」ことが、療育の大切な役割なんですね。“セコ技”は使ったもん勝ちとでも言いますか。便利なアイテムや方法は、どんどん取り入れるべきだと思っています。




狭いゲートを無理に押し通す必要はなく、ゲートは広げればいいだけの話。その工夫をご家族と一緒に考える場所が、ユリシスであり、私たち支援者の役割だと思っています。




「この子はこの子のままで大丈夫」そう思える瞬間がもっと増えていきますように。
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