みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
知的障害を伴う自閉症の我が息子について、心の成長について最近気づいたことがありましたのでお伝えさせていただきます。
以前にもブログで書かせていただきましたが、我が息子にとってのいちばんの困り感は、母子分離の困難さです。
お家など、お母さんがいるはずのところで、お母さんだけ買い物などへでかけてしまったり、家族そろって買い物に出掛けている時、お母さんだけ別行動をし、我が息子から一時的に離れてしまうことだけでもパニックになってしまいます。
そんな我が息子ですが、つい先日、お母さんが買い物と双子の弟のお迎えのため、2時間ほど外出する機会があり、私が自宅で我が息子と一緒に過ごす時間がありました。
我が息子は、その日は風邪をひいていた為、保育園はお休みで外出もできませんでした。
そして、いざお母さんが玄関から出ていき、姿が見えなくり、案の定、パニックになり落ち着かせていたところ、
我が息子から「こうえん、こうえん」と私の手を引っ張りながら公園へ連れて行くよう催促がありましたが、風邪をひいていたので外出はできないため、「今日はお家で遊ぼうよ」と、お家のマカトンサインを使いながら説得していました。
それでも、公園へ行きたいらしく、外出用の洋服が片付けてあるタンスを開けて勝手に着替えようとした為、注意をしようとしましたが、すぐに注意をしたらまたパニックが助長されると思い、少しの間様子を見ていました。
着替えた後、公園に連れて行くように催促されるのかなと思っていましたが、着替えたまま家の中で好きな絵本を取り出し、自分で自分を落ち着かせている様子に見えました。
その後、お母さんが帰ってくるまでの間、ずっと外出用の洋服を着たまま、落ち着いて過ごす事ができました。
そして、お母さんが帰ってきてすぐに行った事は、自分で着ていた外出用の洋服を脱いで、お家用の服に着替えていました。
お母さんが帰ってきたので、自分で自分をお家モードへ切り替えたのだと思います。
今回の一連の我が息子の行動を振り返った時、せっかく畳んでタンスの中に片付けておいた外出用の服へ着替えて、面倒なことをするなあと、いつもならすぐに注意するところでありましたが、我が息子の気持ちになって考えたところ、お母さんがいなくて不安な自分を自ら外出モードにすることで不安を払拭するための行動であったと思うと、息子なりに一生懸命我慢している姿が見えましたような気がします。
だからといって、次の日から完全にお母さんと離れることに我慢できているわけではありませんが、我が息子の心の成長の一面が見ることができ、今後も息子のわずかな変化を感じ取り、スモールステップで成長へと繋げていけるよう見守っていきたいと思います。
フォレストキッズ八事教室では、お子様の一人ひとりの持つ「好きなこと、楽しいこと」に着目し、それぞれの持つ可能性を広げるため、自尊感情を高め自己肯定感を養う取り組みをしています。そして、将来その秘めた可能性を開花できるようにその土台となるよう今の時期を大切に、保護者様とともに支援させていただきます。
お子様の発達にご不安を抱える保護者がお見えでしたら、お気軽に当教室までお問い合わせください。
特に1歳児さんから3歳児さんを対象とした親子教室を定期的に無料で開催しております。
また当教室の個別療育の見学会やご利用のご相談なども承っております。
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