みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
今日は、現在6歳になる、知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子について、最近の心の成長について気づいたことがあったのでそのご報告をさせていただきます。
最近、家庭での我が息子の様子は、何か欲求が満たされないでいる時に、以前よりも妥協が許さなれなくなり、欲求が満たされるまで私たちに強く要求するようになってきました。
以前までは、他のことを提示することで、気が移り妥協できていたのですが、最近は妥協を許してくれず、欲しいものを明確に主張するようになってきました。
家の中の環境では、欲しいものや、それらの代替になるものをすぐに用意できるのですが、外出中はなかなかすぐに用意することができず、困り感が増えてきています。
つい最近の出来事として、保育園の運動会の時に、開催場所の公園の隣にいつも利用している図書館があり、我が息子はその図書館に置いてある「だるまさんシリーズ」の大きい絵本を並べて遊ぶことが大好きで、運動会の途中にも関わらず、その図書館に行きたがりどうしても譲らず、こちらも折れて、運動会を途中で抜け出し図書館に連れて行くことになりました。
代替となる、だるまさんシリーズの絵本を印刷し、ラミネートをして持参していったのですが、それでは満足できませんでした。
親として、このまま成長して大人になり、自分の欲求を満たせなくなったときにどうなってしまうのかと、心配が募ります。
療育の先生に、このことを相談したところ、脳の発達によるもので、過剰に心配する必要はなく様子を見ればよいとのことでした。
その理由として、我が息子の場合は、普段の療育の様子を見る限り、こだわりに対しての適応力が狭まったというより、今までぼんやりと捉えていたあらゆる概念が、明確に「モノ」や「事柄」として捉えるようになったことで、要求が以前よりも細分化され、主張するようになってきているのだそうです。
自分なりに色々と調べてみると、発達年齢で言うと、なんでもかんでもイヤを主張する2-3歳頃のイヤイヤ期が過ぎ、世界が広がったことでモノの捉え方が明確になることでわがままになる、いわゆる「4歳の壁」というタイミングなのではと理解しています。
脳の発達による心の面で少しずつ成長しているのだと前向きに捉えながら、引き続き今後の成長を見守っていきたいと思います。
このように、発達がゆっくりで特性を持つ子どもは、時には困り感が増えて成長が後退してしまったのではと不安に思うこともあるかと思います。
このような時は、保育園の先生や療育の先生など、相談できるところへ相談し、保護者の心の不安を取り除くことが大切だと思います。
親の不安は子どもにも移ってしまい、成長を妨げてしまう要因になってしまう恐れがあるからです。
日頃から、お子様の事を何でも相談できる支援者を見つけておくのがいいですね。
フォレストキッズ八事教室は、未就学児の発達がゆっくりで凸凹があるお子様を対象とした個別療育を行う事業所です。
療育支援を提供しながら、保護者様とのコミュニケーションを大切にしています。
ご家庭でのお子様の様子や普段のお困り事などを伺う時間をその都度設けていますので、保護者様にとって何でも相談できる役割を担う場所になれればと思っております。
お子様の発達でご不安なことがございましたら、お気軽にお問合せ下さいませ。
施設見学やご利用のご相談など承っております。
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