みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
先日、知的障害と自閉症の特性を持つ、我が息子と双子の弟と妻と4人で、毎年家族が楽しみにしている、東京ディズニーランドへ行ってきました。
そして今回の旅行の目的は、ディズニーランドへ行くこともそうですが、あえて我が息子にチャレンジをさせてみたいことがあり、それとあわせての旅の経過をご報告させていただきたいと思います。
今まで何度か家族でディズニーランドへ行ったことがあるのですが、いつも車での移動でした。そして、少しの移動でもベビーカーを使っていました。我が息子は、歩行に意欲が持てないとすぐにうずくまり、岩のように動かなくなってしまうからです。
今回はあえて、公共交通機関を利用して飛行機と電車を使いディズニーランドへ行きました。
その理由は、最近の我が息子の様子を見ていて、以前にもブログで書かせていただきましたが、保育園の行事で山登りに挑戦したことや、弟と一緒にプラレールや飛行機のおもちゃで遊ぶ機会が増え、乗り物に興味を持ち始めたと思ったからです。
もし本物の乗り物に興味を示せば、好きなことで苦手を克服できるチャンスだと思い挑戦してきました。
まず最初は、飛行場までの電車を使った移動でしたが、窓側に座り外の景色を眺めながら落ち着いて過ごせました。
次に、飛行機でしたが、席に座ってからシートベルトをされるのが苦手で飛行機が動き出すまで泣いてしまいました。
しかし、離陸のため飛行機が動き出してからは泣き止み、落ち着くことができました。おそらく、飛行機に乗ることが初めての体験で、シートベルトを締めてからでないと動き出さないことが理解できずに見通しが持てず、パニックになってしまったのだと思います。
離陸してから、聴覚の過敏さがあり飛行機の音がうるさく、手で耳を塞いでいましたが、飛行機の揺れが前提覚を刺激し、心地よくなったせいか眠っていました。
そしてディズニーランドへ到着し、その日は特別いつもより混雑していたみたいで、入場のために長い列をつくっていましたが、きちんと順番を待つ事ができました。
パーク内ではとても混雑していていたのではぐれてしまったら大変だと判断して、子供用の車椅子を借りて移動していましたが、アトラクションに待つまでの間は特にパニックを起こす事なく過ごすことができました。
帰りは新幹線で帰ることにしました。
最寄りの舞浜駅までリゾートラインで行き、京葉線へ乗り換えて、東京駅へ到着して新幹線までの乗り継ぎのための長い距離の歩行が大丈夫か心配でしたが、普段プラレールの新幹線で遊んでいるので、「今から新幹線に乗るよ」と事前予告を行なったところ「しんかんせん、しんかんせん、」と自分で呟きながら、長い道のりを歩いてくれました。
好きなものに乗れるというモチベーションで困難なことを克服できたのです。
フォレストキッズ八事教室へ通い始めて2年ほど経ちますが、当初は駐車場から教室までの少しの距離でも歩行ができなかったのを思い起こすと、とても成長してくれたと感じることができました。
周りのお子さまと比べてしまうと、できないことの方が多いと思いますが、少しずつできることを増やしていき、自尊感情を高めてあげて、いつか生まれ持った才能を開花できるよう今後の成長を見守っていきたいと思います。
フォレストキッズ八事教室では、お子さまの「好きな事」「得意なこと」に着目し、一人一人に合わせたオーダーメードの支援を提供しています。そしてスモールステップで段階的に「できる事」を実感してもらいながら自尊感情を高め、自ら成長する力を養うための土台づくりを大切にしています。
今回の我が息子のように、いつか苦手な事を克服できるよう保護者の方に寄り添いながら支援させていただいております。
お子さまの発達にご不安なことがあればお気軽に当教室までお問い合わせくださいませ。随時、見学していただけるようご連絡お待ちしております。
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フォレストキッズ八事教室
📞 TEL:052-846-5672
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我が息子㊹「好きなことで苦手を克服♥」発達障害 親の気持ち
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