みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
先日、Teacchプログラム研究会の主催による、「Teacchコラボレーションセミナー」が京都で開催されましたので、参加して参りました。
Teacchが開設された地である、アメリカのノースカロライナ大学で現在3代目の責任者をされている、ローラ・クリンガー博士をお招きし、その講演を聞くため、全国各地からTeacchプログラムに基づく療育支援に携わる支援者をはじめ、医療関係者や他支援関係者からも多くの方が参加されていました。
2日間のセミナーで最新の研究成果を聞くことができ、日々進化する療育支援のあり方を学べる機会になりました。
Teacchプログラムの本質は、自閉症の子どもたちの現在だけにフォーカスして支援を提供するだけではなく、生涯にわたり、自閉症の人たちが各ライフステージにおいて必要とされる支援やサービスは何かを研究して、プログラムを構築し実践し提供していることにあります。
そしてそれらすべては、ノースカロライナ大学において臨床研究したエビデンスに基づくものになっています。
また、自閉症の子どもたちだけではなく、その家族や関係する周りの人たちにも焦点をあててプログラムを構築しています。特に、幼少期に自閉症と診断された家族に対してのケアについて、各方面の専門家を配置して一体となって支援の充実を図っています。
私たちの事業所においても、特に保護者支援を大切にしていることもあり、相通ずるるもの感じました。
また、1972年にTeacchが始まり今年で53年を迎えました。
開設された当時から支援を受けている自閉症の子供は現在60歳を超える年齢になってきています。
高齢になった自閉症の人たちが、「aging well」(良い歳のとり方)ができるよう、自閉症と診断された幼少期から高齢期まで生涯にわたる支援プログラムの整備を行っています。
私たちもこれに倣い、人生を逆算して今どんな支援が、その子にとって必要なのかを考えて日々の支援計画に反映させることが大切だということを今回のセミナーで学ぶことができました。
これからも、日々進化する療育支援の分野において学ぶことを怠らず、子どもたち一人一人にあった支援を提供できるよう精進してまいります。
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Teacchコラボレーションネミナーに参加してきました
研修会・講演会
25/02/26 10:09
