みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。
知的障害を伴う自閉症の特性を持つ我が息子についてですが、
特別支援学校への入学から2週間ほどたったある日、母親が我が息子を連れて、かつて通っていた保育園へ行く機会があったので、その時の我が息子の様子をご報告させていただきます。
母親と我が息子が園に着くと、昨年度までお世話になっていた多くの先生方が出迎えてくれたそうです。
久しぶりの再会に、先生たちの表情がとても嬉しそうだったのを大変ありがたく感じていたところ、そんな中でも、我が息子は終始マイペースで、保育園の中を自由に歩き回りながら、懐かしいおもちゃや場所で遊んでいたようです。
ところが、妻が言うには、どこかで「もうここは自分の居場所じゃない」と感じているような雰囲気を、我が息子から受け取ったと言っていました。
以前のようにのびのび過ごしてはいるけれど、ほんの少し距離を置いているような、そんな雰囲気があったそうです。
そして帰るとき。以前ならきっと「まだ遊びたい」と駄々をこねると思っていたけれど、我が息子はすんなりと靴を履いて、帰る準備を始めたそうです。その姿に、妻は拍子抜けしつつも、どこか切なさを感じたと言っていました。
おそらく我が息子なりに、もう保育園は“過去”の場所であり、自分の中では“今”の生活が新しい日常になっているのでしょう。
一方で、私たち親の方はまだ保育園時代のかわいらしい思い出に心を残していて、どこかその場にとどまっている気がします。
子どもは親が思うよりもずっと早く、そして静かに成長していくんですね。
今回の話を妻から聞いて、私は改めて我が息子の中にある“自ら育つ力”を感じました。
そして、親としてはその力を信じて、焦らず、無理に導こうとせず、ただ静かに見守ることも大切なのかもしれません。
これからも我が息子が自分のペースでしっかりと歩んでいけるように、少し離れた視点からそっと寄り添っていきたいと思います。
フォレストキッズ八事教室では、お子さま一人ひとりの「好き」や「得意」に寄り添いながら、その子が本来持っている力を引き出すオーダーメイドの療育支援を行っています。
言語聴覚士や作業療法士といった専門職も在籍しており、お子さまの発達に合わせた専門的なサポートも提供しています。
また、1歳から3歳までのお子さまを対象に、親子で参加できる無料の教室も定期的に開催中です。
「ちょっと気になるな」「育てにくさを感じるかも」――そんな小さな不安も、ぜひお気軽にご相談ください。フォレストキッズ八事教室が、ご家族とお子さまの歩みにそっと寄り添います。
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我が息子61「自ら育つ力…」発達障害 親の気持ち
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