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我が息子75「偏食は心を映す鏡かな?」発達障害 親の気持ち

みなさんこんにちは。
フォレストキッズ八事教室の代表の森です。

長かった夏休みも終わり、いよいよ新学期が始まりました。
みなさんはこの夏、どんな時間をご家族とともに過ごされましたでしょうか?

旅行や帰省、あるいはご自宅でゆったりとした時間を持たれた方もいらっしゃるかと思います。
日常とは少し違った環境やリズムの中で、子どもたちは新しい経験をしたり、小さな変化を見せてくれたりします。

今日は、わが家の夏休みの中で見られた我が息子の「偏食」に関する小さな変化を、みなさんと共有したいと思います。

 偏食と向き合う日々

以前のブログでも書かせていただきましたが、我が息子は自閉傾向が強く、食べられるものがとても限られています。
特定のお菓子やメニューだけを好み、それ以外は強い拒否反応を示すため、食事のたびに「今日も食べられるだろうか」と家族で気を配る毎日です。

偏食は栄養面の心配もありますが、それ以上に「食事を家族と共に一緒に楽しむ」という時間が制限されてしまう寂しさもあります。

 干し芋に挑戦!

夏休みのある日、我が息子にとって小さなチャレンジが訪れました。
お母さんがおやつに干し芋を美味しそうに食べていたところ、我が息子がそっと近寄ってきて「食べたい」という仕草を見せたのです。
驚きながら少しあげてみると、ゆっくり噛みながら口に入れました。二口目は拒否してしまいましたが、それでも「新しい食べ物に挑戦しようとした」ということ自体が、これまでになかった大きな一歩でした。

 餃子をめぐる大事件

さらに印象的な出来事もありました。
夏休みは学校がない分、デイサービスから早く帰ってくることが多く、夕方の台所でお母さんが料理をしている様子を眺める時間が増えました。ある日、餃子を包んでいるのをじっと見ていた我が息子。
いつもなら息子用に別のメニューを用意しているのですが、その日は先ほどまでお母さんが作っていた餃子を手に取り、口へ運びました。

すると、なんと次々と食べて、私たちの分までほとんど平らげてしまったのです。
家族みんなで「まさか!」と顔を見合わせ、大笑いしながら喜びを分かち合った出来事でした。

 食卓がくれた「関わり」の力

こうした変化を見て思ったのは、「周りの人が美味しそうに食べている姿」が何よりも大きなきっかけになったということです。
自閉傾向が強い息子にとって、他者に関心を持つことは簡単ではありません。しかし、“食卓”や“台所”という場で家族と関わり、そこに加わりたいという気持ちが行動に結びついたのではないかと思います。

偏食は単なる好き嫌いではなく、「自分の世界を守るためのこだわり」そして「心を映し出す鏡」だったのかもしれません。その壁が少しだけ緩んだことは、心の成長を示す大切なサインだと感じました。

 夏休みがくれた学び

この夏休み、我が息子が見せてくれた小さな一歩は、私たち家族にとって大きな励みとなりました。
まだまだ食べられるものは限られていますが、「新しいものに挑戦してみよう」「家族と同じものを食べてみよう」と思えるようになったことは、大きな進歩です。

みなさんのご家庭では、この夏休みにどんな発見や成長の瞬間がありましたでしょうか?
子どもたちの「小さな一歩」は時に見逃してしまいそうになりますが、振り返ってみると確かに大きな意味を持っています。
この夏のみなさんの思い出をぜひ保護者交流会などの機会を通じて共有できればと思っております。

フォレストキッズ八事教室では、保育士・言語聴覚士・作業療法士など専門のスタッフが、お子さま一人ひとりの特性や成長に寄り添いながら支援を行っています。見学やご相談は随時受け付けておりますので、どうぞお気軽にお問い合わせくださいませ。

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