10月22日(日)に実施した漢字検定の結果が到着しました。
嬉しいことに、10級~8級まで、受験した10名全員が合格を手にしました。
(受験者10名の平均点は143点、最高点は150点満点でした。*120点で合格)
中でも、初めて「検定」というものを経験した小2の4名、ほんとうによく頑張りました。
児童福祉施設では、「自己肯定感」という言葉がよく使われます。
「自己肯定感」を高めるきっかけは子供により様々と思いますが、きっかけの一つが勉強や学力に関することであれば、それも素晴らしいことだと思います。
漢検の合否結果は、個々の成績表が郵送で到着する10日ほど前に、WEB上で先行公開されます。早速、合否結果を個別に伝えたところ、合否の結果よりも、「何点だったか?」を尋ねる子がほとんどでした。
「146点だったよ!高得点だったね!」と告げても「ふ~ん」というあっさりとした反応。聞けば、満点を目指して勉強し、それが叶わなかったから悔しい、という気持ちが先行しているとのこと。
受験日まで特に目標点数などを口にする子はいませんでしたが、高い目標を掲げ、内に闘志を秘めていたのですね。
子供達を侮っていました・・・。(満点を目指して勉強していれば高得点とるはずですね。)
満点が叶わなかった子供も、賞状を手にすれば徐々に達成感を得ると思います。自己肯定感が更に高まると思います。満点合格は次の級の受験時に達成できるよう願っています。
今回の漢検受験の成果は多々ありますが、いくつか挙げると、①自分で目標を掲げる、②「絶対に覚える」という高い意欲をもって学習する(これができれば一気に学力が上がる子がたくさんいます)、③「答案は、自分は正解を書いたつもり、では駄目。相手(=採点者)がどう受け取るか、が最重要」という認識ができたこと、などだと思います。
実際、漢検受験後は、学校の宿題も施設内で行うプリントも、正しく、濃く、綺麗に、解答欄の中に書く、というルールが定着したと感じます。
さて、10月の漢検受験で先着申込に漏れてしまった子供達が満を持して2月の漢検受験に臨みます。10月の受験者と負けず劣らずのやる気満々の面々です。小1生の奮闘も今から楽しみです。
【23/11】2023年度第2回日本漢字能力検定結果
教室の毎日
23/11/24 23:46