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~ジキルとハイドの苦しみ~
子どもが親や大人からの要求に対して「ノー」と答えるのは普通によくある場面ですよね。ある意味自然な発達段階ともいえます。
「人からのお願いは避けたい」というのは元々人が持っている自然な特性の一つでもあり、
“自主的に何かをしようと思ってた時に、他者からそれをやってと言われると急に気分が悪くなり、やりたくなくなる”という経験は誰しも心当たりがあるのではないでしょうか?
しかし、このような特徴が“強すぎる”場合にその行動を理解するための概念として、
「PDA(病的要求回避)」、あるいは「EDA(極端な要求回避)」という診断があります。
では、PDAなのか一般的な小児期の要求回避なのかはどう見分ければいいのでしょうか?
PDAの一つの特徴としては、「本人がやりたがっているのに、それをやろうという要求は拒否する。」や、その要求を回避するためにとる行動として、「話題を変える」「無力感を装う」「急にどこかが痛いや、動かないという」「空想の世界に引きこもる」等々があり、またその行動に「驚くほど長い時間を掛けて要求を回避しようとする」などがあります。
そして、それでも要求が回避されなさそうだと感じると、「パニック」「シャットダウン」「逃避、逃走」「他害、自傷」などに至ってしまう事があります。
理解しておくべきは、PDAやEDAによる要求回避の原因は、単なる“頑固”さや“他者への支配欲”などによるものではなく、本人にしか分からない“極度の不安”であるということです。
このような極端な要求回避に対してのアプローチとしては、“わがまま”といって終わらせるのではなく、子どもをよく観察し、興味・関心を探り、穏やかに、積極的に関与すること、そして「エラーレスラーニング」も重要なアプローチの一つとなります。
※エラーレスラーニングについては過去の投稿を参考にしてみてください。
突然、人が変わったように癇癪やパニックに陥ってしまう子どもと、そのお母さん達の苦しみは大変なものです。子どもに何が起こっているのか少しでも理解できることでほんの少しでも子どもへの対応が楽になればと願います。
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要求回避(なんでもかんでもイヤという)
教室の毎日
23/11/02 11:54