🌴ジャングルキッズジムです🌴
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過剰適応とは
~ホンネは隠れているのかも~
過剰適応:自分が置かれた環境に合わせようと、自分の考えや行動を周囲に合わせすぎてしまう状態
例えば、子どもが園に行くことをグズる。本人に聞いてみてもこれといって理由が分からない、園の先生に聞いても、「園での様子は楽しそうにやっている。」とのこと。
ホントは「みんなで歌を歌わなくちゃいけないのがイヤ」だったり、「おゆうぎをしなくちゃいけないのがイヤ」だったり、本人には理由があるんだけど、子どもなりに“その場所ではそうしなくちゃいけない”と思って我慢している。これが強すぎるのが過剰適応です。
「いい子だと思われたい」「褒めてもらいたい」という気持ちが強すぎて、自分のしたいことよりも他者の目を気にしすぎてしまう子がいます。そして過剰適応が習慣化してしまうと、周りで見ている限りでは問題なさそうでも、本人の中では強いストレスが生じていて、それが蓄積していくと急に泣きだしたり、癇癪やパニックに陥ってしまうパターンもあるようです。
子どもが、過剰適応になっていないかを考えるときに必要なのは“外的適応”と“内的適応”のバランスという見方です。
外的適応:社会や現実の要求に応じて自分を変化させていこうとする状態
内的適応:幸福や満足感を経験して精神的に安定している状態
大人は、子どもに「個性を大切に好きな事を見つけてやっていって欲しい」という気持ちと、「はみ出さずに周囲と同調してうまくやっていって欲しい」という気持ちの両方があると思います。これは子どもを思えばこその当たり前の矛盾といえるかもしれません。でもこれは矛盾なんかではなくどっちも必要で、大切なのはそのバランス。
表出された言動だけでなく内面も丁寧に観察し、そのバランスを支援してあげれる関わり方を目指したいですね。
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過剰適応とは
教室の毎日
23/12/19 11:59