こんにちは
今回は「自己肯定感」について書いてみたいと思います。
療育関係の本やブログで「お子さんの自己肯定感を高める」といったことをよく目にされているのではないでしょうか。
そもそも「自己肯定感」とは何でしょうか?
過去の失敗や自分の欠点も全て無条件で受け入れ、あらゆる自分をそのまま認める力と言っていいでしょう。
私たち大人でも、自己肯定感を高めるためにはどうしたらいいかと悩むような内容です。例えば、失恋した時、仕事で失敗した時などです。「私はあの人みたいに美人じゃないから振り向いてもらえなかった」「僕は先輩みたいに頭の回転が良くないから仕事が上手くいかないんだ」なんて考えてしまうこともあったんじゃないでしょうか。弱っているときは、ついついこのような思考に陥りがちです。
自己肯定感が高いと、他者と比較せず、自分自身に目を向けることができます。他人と比べるのではなく、昨日の自分より今日の自分は成長できているかといったようなポジティブな思考になります。このように考えることができれば、人間関係や仕事の成功にもつながっていきます。そして、自分自身の人生の見え方が変わっていきます。
次に、お子さんの自己肯定感について考えてみましょう。
発達障害をお持ちのお子さんも、本人たちは一所懸命に頑張っている。
だけど、周囲の人の理解が得られにくいことがあります。「なぜそんなことをするの」、「もっとテキパキできないの」、「こんなこともわからないの」といったようなことを言われてしまうことがある。このような周囲の人々からの否定的な言葉や反応があると、誰でも自己肯定感の低下につながってしまいます。
しかし、発達障害について理解している人々の中で安心して過ごすことは、ありのままの自分自身を受け入れることに繋がります。また、お子さんが自分の才能や能力に基づいた活動をすることで、成功体験を積み重ねていくことができます。
このような経験を積み重ねていけば、自己肯定感を高めることに繋がっていきます。
とまぁ偉そうに書きましたが、私自身もどうすれば自己肯定感を高めることができるのか常に悩んでいます。そして、このように子どもさんや保護者の方へ向けて文章を書いている時に、改めて自己肯定感って本当に大事だなと気付かされています。
「私は私」「僕ってこんなこともできるんだ」
そんな言葉をお子さんに言ってもらえるような場所にしていきたい。
次回は、自己肯定感をどのように育むのかについて書いていければと思っています。
では、また_(._.)_
自己肯定感
教室の毎日
25/04/26 15:38
