こんにちは
前回に続き、「自己肯定感」について書いていこうと思います。
今回は、自己肯定感をどのように育むのかについてです。
1.自己肯定感が育まれる前提として、子どもたちが愛されていると実感する
ことが必要です。
そのためには、環境に対する安心感・信頼感、人に対する信頼感、自分に
対する信頼感を育む支援を行っていく必要があります。
また、お子さんの感情が崩れたり、不安になった際に、大人が相談にのるこ
とで、安心感を得たり、自分の感情に折り合いをつけたりできるような「安心
の基地」の役割を果たせるような支援も必要となります。
このような支援を通じて、子どもは「自分は愛されているんだ」という安心感・
信頼感を抱きやすくなります。
お子さまが施設に通い始めたけど、いつも遊んでる話ばかり聞くんだけど…と
思われることがあると思います。
実は、お子さまに安心感・信頼感を抱いてもらえることを意図して、遊びを
通じて関係作りをしているのです。
2.愛されているという安心感・信頼感の下で、いろいろなことに取り組んでも
らう。
その時の「やった!できた!」を大切にして、子どもたちに成功体験を積んで
いってもらう。
この成功体験の積み重ねが自己肯定感に繋がっていきます。
この成功体験に繋がるものとして大事なことは「褒める」ことです。
そして「褒める」ときは、「できた」ことを褒めるだけでなく、「がんばった」ことも
褒めてあげてください。
結果だけでなく、過程も認めてくれることで、子どもたちは「見守ってくれてい
る」「愛されている」と感じます。
周りの大人が認めることにより、成功体験を感じてもらうという一連の取組
を継続的に行うことが自己肯定感を育むために重要です。
3.今回は少し論文のような書き方になってしまいましたが…
この自己肯定感を育む取り組みは本当に大事です。
そして、私たちもしっかりと続けていきたいと思っています。
では、また(^^)/
自己肯定感2
教室の毎日
25/05/08 15:35
