【保護者会を開催しました】
先日、今年度初めての保護者会を開催しました。
今回は初めての保護者会開催ということで、皆様に安心して参加していただけるよう、保護者同士で話す時間は設けず、ゆったりと見て・体験する形にしました。
当日は、日々の様子をまとめたスライドショーを見ながら、お子さんの成長を一緒に振り返りました。「当時の気持ちや悩みを思い出した」「できることが増えたな」と改めて感じていただき、「こんな風に遊んでいるんだな」と活動を広く知っていただく機会にもなりました。
その後は、講座形式で関わり方のポイントをお伝えし、実際に療育遊びを体験していただきました。子どもたちが楽しんでいる活動を保護者の方にも実感してもらうことで、「こんな関わり方なら家でもできそう」「少し気持ちが楽になった」と感じていただける時間になったようです。
【おうちでできる発達支援~きょうだい編~】
保護者会後のアンケートでは、「きょうだい間の関わりに悩む」という声を多くいただきました。上の子に我慢をさせていないか、下の子ばかり構ってしまうのではないか──そんな迷いを持たれる方も多いようです。
きょうだいの関わりは、小さな社会の中で「思いやり」「我慢」「切り替え」を学んでいく大切な機会です。けんかをしても、仲直りできる力を育てていくことが、何よりの学びになります。喧嘩の中で、「ぶつかっても仲直りできる」「話せば伝わる」といった経験を積んでいきます。
おうちの中で起こる小さなトラブルは、社会に出る前の大切な“人との関わりの練習”です。
上の子が下の子の関わりで困っているときは、大人がそっとサポートに入ることで、手が出る前に気持ちを整理できることがあります。下の子が小さいうちは、まず「上の子の遊びを保証すること」が大切です。
“上の子ファースト”と聞くと特別な時間を作るイメージがありますが、実は特別な時間よりも「まなざし」や「意識」を向けることが一番の安心につながります。
また、上の子の遊びや空間をしっかり「保証する」ことも大切です。順番よりも「今、どんな気持ちでいるかな?」を尊重することが、上の子の心を落ち着かせてくれます。
下の子ばかりに目が向きがちな日々の中で、上の子の頑張りや気持ちにまなざしを向ける時間を少しでも持てると、親子の関係も穏やかに育っていきます。
手を出してしまう時は、その裏には「ママが助けてくれない」「言葉で伝わらない」というもどかしさがあります。
悪い行動に見える姿の中にも、「ぼく(わたし)を分かって」というサインが隠れています。
ママが気持ちを聞いてあげることで、手を出す必要が少しずつなくなっていきます。
言葉にならない気持ちも、最後まで聞いてもらえると「分かろうとしてくれている」と感じられ、心が落ち着いていきます。
毎日の子育ての中で、きょうだいのやりとりに悩むことは自然なことです。
また、きょうだいをテーマにお伝えしましたが、お友達間のトラブルも同様です。
けんかやすれ違いの中にも、成長の芽がたくさん隠れています。
親から見て「困った姿」は、実は「本人が困っているサイン」。
手が出る、甘える、ふてくされる——その奥にはいつも「助けて」「分かって」の気持ちがあります。
まずは受け止めることから。そこから少しずつ、“伝えられる力”が育っていきます。
それぞれの子が安心して自分を出せる時間を大切に、私たちも一緒に見守っていきたいと思います。
先日、今年度初めての保護者会を開催しました。
今回は初めての保護者会開催ということで、皆様に安心して参加していただけるよう、保護者同士で話す時間は設けず、ゆったりと見て・体験する形にしました。
当日は、日々の様子をまとめたスライドショーを見ながら、お子さんの成長を一緒に振り返りました。「当時の気持ちや悩みを思い出した」「できることが増えたな」と改めて感じていただき、「こんな風に遊んでいるんだな」と活動を広く知っていただく機会にもなりました。
その後は、講座形式で関わり方のポイントをお伝えし、実際に療育遊びを体験していただきました。子どもたちが楽しんでいる活動を保護者の方にも実感してもらうことで、「こんな関わり方なら家でもできそう」「少し気持ちが楽になった」と感じていただける時間になったようです。
【おうちでできる発達支援~きょうだい編~】
保護者会後のアンケートでは、「きょうだい間の関わりに悩む」という声を多くいただきました。上の子に我慢をさせていないか、下の子ばかり構ってしまうのではないか──そんな迷いを持たれる方も多いようです。
きょうだいの関わりは、小さな社会の中で「思いやり」「我慢」「切り替え」を学んでいく大切な機会です。けんかをしても、仲直りできる力を育てていくことが、何よりの学びになります。喧嘩の中で、「ぶつかっても仲直りできる」「話せば伝わる」といった経験を積んでいきます。
おうちの中で起こる小さなトラブルは、社会に出る前の大切な“人との関わりの練習”です。
上の子が下の子の関わりで困っているときは、大人がそっとサポートに入ることで、手が出る前に気持ちを整理できることがあります。下の子が小さいうちは、まず「上の子の遊びを保証すること」が大切です。
“上の子ファースト”と聞くと特別な時間を作るイメージがありますが、実は特別な時間よりも「まなざし」や「意識」を向けることが一番の安心につながります。
また、上の子の遊びや空間をしっかり「保証する」ことも大切です。順番よりも「今、どんな気持ちでいるかな?」を尊重することが、上の子の心を落ち着かせてくれます。
下の子ばかりに目が向きがちな日々の中で、上の子の頑張りや気持ちにまなざしを向ける時間を少しでも持てると、親子の関係も穏やかに育っていきます。
手を出してしまう時は、その裏には「ママが助けてくれない」「言葉で伝わらない」というもどかしさがあります。
悪い行動に見える姿の中にも、「ぼく(わたし)を分かって」というサインが隠れています。
ママが気持ちを聞いてあげることで、手を出す必要が少しずつなくなっていきます。
言葉にならない気持ちも、最後まで聞いてもらえると「分かろうとしてくれている」と感じられ、心が落ち着いていきます。
毎日の子育ての中で、きょうだいのやりとりに悩むことは自然なことです。
また、きょうだいをテーマにお伝えしましたが、お友達間のトラブルも同様です。
けんかやすれ違いの中にも、成長の芽がたくさん隠れています。
親から見て「困った姿」は、実は「本人が困っているサイン」。
手が出る、甘える、ふてくされる——その奥にはいつも「助けて」「分かって」の気持ちがあります。
まずは受け止めることから。そこから少しずつ、“伝えられる力”が育っていきます。
それぞれの子が安心して自分を出せる時間を大切に、私たちも一緒に見守っていきたいと思います。