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子どもが約束を守らなかったときの会話術

 新年度が始まって2か月が経ち、子どもたちも新しい環境に少しずつ慣れてきた様子が見られるようになりました。6月は気温や天候の変化で疲れが出やすい時期でもあります。体調面にも気を配りながら、子どもたちが安心して過ごせる居場所づくりを大切にしていきたいと思います。 

 さて、今回は子どもが約束を守らなかったときの会話術を紹介したいと思います。

 子どもが自分から「やる」と言っていたことを、結局やらなかった・・・つまり、約束を破ったときは、どんな会話をすればよいのでしょう。
 ここで「どうしてやらなかったの?」と、理由を聞くのは、得策ではありません。なぜなら、そう聞くと「言い訳を誘ってしまう」からです。
「宿題をやると言ったのにやらなかったんだね。どうしてやらなかったの?」
「だって、家族でお出かけして、帰ったらやろうと思ったけど、どうしても見たいテレビがあって、お風呂に入ったら眠くなっちゃって・・・」
 これでは言い訳が続くだけですよね。
 実は子どもの方も、できなかった理由を話す機会をうかがっています。親から聞かれるのを待ち構えていて、ここぞとばかりに言い訳をします。こんな場面の会話では、事実を言うだけでやめてしまいます。
「宿題をやらなかったんだね」
 これだけ。
子どもがこらえきれずに言い訳を言ったら、その言い訳を復唱して、「それで?」(優しい表情と口調で)と続きを促す。あるいは、「次からどうしたい?」と聞いてみてもいいでしょう。すると「次からはちゃんとやりたい」と、未来志向の会話につながる道筋をつくることができます。

「どうして?」と聞くことが「過去の言い訳」につながり、「どうしたい?」と聞くと、「未来の新たなコミット」につながるのです。
 約束を破った過去を深掘りするのではなく、未来を拓く会話を意識していくとよいでしょう。

こぱんはうすさくら豊橋多米西教室では、ABAセラピーを軸に集団で過ごしながらお子様一人ひとりに寄り添った療育を行っています。
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