私は道徳の授業が嫌いです。
理由は教師が用意した品行方正なこたえに導く感じが嫌だからです。
机上で学んだことは日常に活かせているでしょうか。
人との関わりとは教科書通りにはいかず、機転の利いた立ち回りが必要であり日常では応用力しか問われません。道徳の授業は応用が必要な日常に活かせるのだろうかと私の中で疑問の時間であります。
その疑問である道徳的な時間をあえて先日設けてみました。
設定としては同年代の子に生じたアクシデントに対して、相手の気持ちを察しどのような声掛けをするかといったものでした。私が思っていた以上に子どもたちは真剣に考え自分の考えを述べてくれました。
この時間は有意義なものではありましたが、正直私の中では言い方は悪いですが「おとり」の時間と捉えていました。私の本意としてはこの教材を通して出てくる子どもたちの生の意見や思いを引き出したかったのです。
設定を説明するために用意した人物のプレートに対して「きもい」という子、近くにいた一人を指名すると恥ずかしさから私を叩いた子がいました。この言動こそ道徳を養うのにとてもいい生の教材だと考えます。自然な流れから出たアクシデントに対してどのように立ち回るか、どのように考えるかが大切なのではないでしょうか。
その言い方っていいのかな?こういう風に言ってみようか表現してみようかとアンフィニで過ごしている間に都度子どもたちに伝えて、いわば道徳の時間を設けています。その時間を過ごして頂くためにどんな小さな疑問でも芽を摘めるスタッフを配置しています。
型にハマらないのが子ども。子どもを育てていく立場の大人は型にハマらない子どもたちの小さな疑問も見逃さない敏感なセンサーが必要です。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*
2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。建物にはエレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィ二では1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・*・
「道徳」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
24/12/04 09:27
