子どもも大人も毎日精一杯頑張っている。
みんなそのことに気が付いているだろうか。
頑張ることがあたりまえになりすぎて多くの人が気が付いていないと思う。誰もが小さい頃から、誰からも頑張れがんばれと言われて育ってきていると思うのでみんな頑張ることがあたりまえになっている。
私は高校教師をしていた時にうつ病になった。まず始めに活字が入ってこなくなった。国語の教員としては致命的だ。得意だった料理も何から手をつけてよいかわからなくなった。料理って工程が意外と多いのだ。「もう頑張れない」そう思った。
その時に自分がどれだけ頑張ってきたのかを知った。入院した方が早く回復すると医師から勧められたので入院すると暇すぎて退屈で仕方がなかった。その時にも気が付いた。自分がどれだけ忙しくせわしない生活を送っていたかを。当時は腕時計がないと不安だった。それだけ時間に追われていたのだ。
今はもう何年も時計もしていない。再発もしていない。
頑張る気質は少し緩和されたが、まだまだ気質が消えるわけではないので私は頑張らないことを目標にしている。
わが子が私の子どもとなってくれたのも私自身が輝けるように、でも仕事しすぎないようにセーブしてくれる存在なのではないかと捉えている。とはいえ早朝よりこうやって仕事をしている私は仕事がすきだなと感じる。自分が選んだ仕事、やらされている仕事ではないから全く苦ではない。だから仕事をしすぎてしまう。
自分がこのような気質であるからうちに来てくれている子どもや大人に「頑張りすぎだから少しゆっくりしてね」と声をかける。もちろん頑張る場面では「今は取り組む時間」とメリハリをつけてもらっている。
「少しゆっくりしていいよ」なんて子供時分には大人から声をかけられた記憶がない。私もこんな施設に通いたかったな、とアンフィニに通う子どもたちがうらやましく感じた。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
国語教師による「オーダーメイドの療育」「ことばの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「頑張らない」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/03/06 05:25
