スーパーへ行ったときのこと。
お菓子売り場を通りかかると「ギャー」と泣いている子どもの声が聞こえた。
近くに保護者がいて「もううるさいな、どっちがいいの?」と声掛けをしていた。
親が手に取っていたものは自分が欲しいおやつではなかったようでものすごい声で泣いていた。
満足すると子どもは泣き止み、保護者は「こんなにうるさいならお留守番だな」とブツブツ言って私の前を通りすぎていった。
私はわが子の泣き声をすべて受け止めてきた自信しかない。
受け止めすぎて産後うつにもなったせいなのかわが子が泣いてもかわいいとは思えない。わが子の泣き声を聞くと苦しかった赤ちゃん期を思い出して変な汗が出てくるほどだ。
わが子がギャーギャー言う状況を作らないために私はわが子を未だにスーパーには一緒に行かないようにしている。どうしても一緒に行かなければならないときは「あなたがほしいものを買いにきたのではありません」と言って聞かせて最低限の買い物をして店に長居はしない。
そもそも買い物もパパっと済ませたい私は家族でスーパーに行くという発想もない。一人の方が効率的だからだ。
子どもの問題行動は周囲の大人が間違った対応をしていて、子どもが間違ったインプットをしてしまっている可能性が多いにある。
スーパーでのお子さんは、「ここで泣いたら自分の思い通りになってきた」という経験があるからスーパーに行くと泣いて自分の思いを通してきたのだろう。
外出時にワーワー泣くお子さんに対しては、でかける前に子どもに約束ごとを言って聞かせる必要があります。
「ママと手をつないで歩く」とか「今日はおやつを買いません」とか子どもにもわかるシンプルな言い回しです。約束を守れたらごほうびでもいいと思います。
私はわが子がギャーギャーしたらさっさと帰ることを徹底していたので私の前でこんなことをしても無駄であることを理解しているので外で取り乱すことはほとんどありません。
問題行動を起こさせているのは大人です。
間違った行動をしている子どものせいにはしてほしくないです。
ましてや、あなたのお子さん問題行動をしていますよと保護者の方に報告しかできない園や学校の先生がいたとしたらプロとして残念なことであるなと感じます。問題行動を起こさせない環境を作り、子どもを本来のイキイキした表情を引き出すのがプロだと考えます。プロこそ子どもの心を動かす技術を磨き続けるべきです。
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2024年2月オープン
児童発達支援・放課後等デイサービス
アンフィニ
JR馬橋駅から徒歩10分
1階に不動産業のアールフィールズさんの緑の看板が目印
建物3階部となります。エレベーターがございません。
ご予約・相談専用TEL⇒050-1807-6495
アンフィニでは1週間を通しての活動になります
工作や運動、学習などを活動に取り入れています。
教師による「オーダーメイドの療育」
日々変化する利用者様のコンディションを見極め、「個性をのばす」「個性を活かす」活動を行って参ります。
就学に向けて自分でできることをひとつひとつ増やして参りませんか。
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「誤学習」児発・放デイ アンフィニ代表
教室の毎日
25/04/21 06:17
