今日は授業中に立ち歩いてしまうお子様についてお話ししようと思います。
小学校の授業の時間は45分です。それが5~6時間目まであるんですよね。
なかなか長いです。
我慢して座れる子もいれば、立ってしまう子もいます。
なぜ立ち歩いてしまうのでしょう?
それはおそらく授業が楽しくないからだと私は考えています。
親御様もご経験があるかと思います。ただ講義を聞いているだけだったり、興味のない話を聞き続けていると楽しくないですよね。
私はお尻のポジションを頻繁に変えてどうやったらお尻が痛くない座り方ができるか考えてばかりで内容が入ってきません。
小学校の椅子はクッション性能が皆無ですから、なおさらです。
しかし、これがゲームになると話が変わってきます。ゲーム大好き子供たちは、おそらく無限に座ってゲームできちゃうんですよね。(私も)
楽しいからです。
座る座れないの問題は、授業または支援を提供する側が改善していかなければならないと考えています。
HERO IS でも、立ち歩いてしまう子がいます。でも、集中して90分ほど座ってできることもありました。
子供の様子を見ればすぐにわかります。
(あ、この子にとってこれはつまらないんだ)
(じゃあ、これはどうだ!?)
ゲーム性を取り入れてみたり、おもしろそうな工作をしてみたりして私も日々試行錯誤しながら子供たちに支援を行っています。
うまくいくときもあれば、いかなかったりもします。
それを親御様と共有して、今後の支援に繋げていきます。
座る時間を少しずつ伸ばせていければ、学校でも少しずつ伸びるかもしれませんね!
座り続けるということ【放課後等デイサービス 佐々木】
教室の毎日
24/03/11 20:25