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異食行為【放課後等デイサービス】

教室の毎日
今回は物を口に入れてしまう『異食行為』についてです。

なぜ異食行為をしてしまうのか。
その理由をいくつかご紹介したいと思います。

まず1つ目の理由は「ストレスや不安」による異食行為です。
子どもが感じているストレスや不安を、口に物を入れることで軽減し、自己を落ち着かせる。というものです。

次に挙げられるのは「感覚探求」による異食行為です。
手や視覚で物を確認するのと同じように、口に物を入れて感触を確認したり、感覚を満たしたり、遊んだりする行動

など、この2つに限らず様々な理由があります。

小学校でもチラホラと物を咥えている子どもがいます。

私が以前見てきた例になりますが、自閉症の小学2年生で付箋を必ず口に入れて授業に参加する子がいました。

なかなか落ち着いて授業に参加できなかった子が、付箋を口にすることで落ち着きを持ち、普通級の集団授業を座って受けることができたのです。
試しに途中で付箋を取り上げてみると、立ち歩いたり、鉛筆をぐちゃぐちゃに嚙んだりして授業に参加できませんでした。

「付箋じゃなくて代わりのものを・・・」と思う方もいらっしゃるかと思います。

ですが彼にとっては付箋じゃないといけないんです。

こういった子どもたちはこだわりが強く、特定のものでしか落ち着くことができません。

世間では物を口に入れているとあまりよくないイメージを持たれますが、彼らからするとこれは安心材料なのです。

それを無理やり奪ってしまうと、それまで参加できていた授業に取り組めなくなり、それにより自己肯定感が下がってしまうことに繋がる可能性があります。

この異食行為ですが、成長するにつれて頻度が減ったり、軽減します。

気になる方も多いとは思いますが、本人の気持ちや可能性のためにも、どうか長い目で見守っていただけると嬉しいです。


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