4月も2週目に差し掛かり、新年度、新生活が始まったご家庭も多いのではないでしょうか。
これまでの生活から大きく変化するほどに、お子様だけでなく親御様も疲れが出てくるかと思います。
どうぞお体に気を付けてお過ごしください。
本日は「あいさつ」についてのお話です。
「あいさつ」は様々な場面で使われますが、HERO ISでは、プログラムのはじめと終わりに、必ず挨拶をしています。
「あいさつをする」
何を当たり前のことをと思われるかもしれませんが、これが活動を行う上で重要な2つの役割を持っています。
1つ目は「気持ちの切り替え」
2つ目は「活動にメリハリをつける」
上記の2つの役割は、どの活動を通しても重要です。
まず、「はじめのあいさつ」をすることで、今から取り組む活動へ意識を向けます。
意識を向けることで、先生の話を「聞く」という姿勢をとる。
この時、大切なのは、「話の内容を理解する」までは、すぐに求めないということだと私は思っています。
もちろん、先生の話を聞いたうえで、内容を理解する。これは理想の形です。ですが初めから、先生の話を「聞いて、理解する」まで求めてしまうと、ハードルが上がってしまい、苦手意識からより話を聞くことができなくなってしまう可能性があります。
まずは「座って」話を「聞く」
HERO ISでは、スモールステップで、このスタイルを定着させてから、次のステップへ進めさせていただきます。
そして最後に行うのは、「終わりのあいさつ」です。
何をするにしても、「終わり」がわからないと、どこまで頑張ればいいのか見通しを持てなくなってしまいます。
どんな活動をしていても、「最後はみんなで終わりのあいさつをする」
この流れを定着させると、どんなに座るのが苦手な子も、最後は椅子に座ってしっかり挨拶ができるようになってきます。
実際、通い始めた当初は、まだ挨拶の流れが定着しておらず、気持ちの切り替えに時間がかかっていました。
しかし、1ヶ月、2ヶ月と続けていくと、今ではしっかり座ってあいさつができるようになりました。
毎日繰り返し行うことで、子どもたちも次第に覚え、次の活動へ意識を向ける癖がついたようです。
お子様の成長のスピードには個人差がありますので、定着するのに時間はかかるかもしれません。
ですが、日々の練習の積み重ねで小さなことでもしっかり身についていきます。
「うちの子のペースでついていけるか心配」
「楽しく通えるか心配」
など、お悩みの親御様も多いかと思います。私たちHERO ISでは、お子様1人1人に合わせたスモールステップの療育を心がけております。
もしご興味がありましたら、いつでもご連絡ください。お悩みの相談でも結構です。お子様のペースに合わせた、楽しい療育を日々提供させていただきます。
あいさつ 児童発達支援(ゆうり先生)
教室の毎日
24/04/11 17:36