「先生にお手紙書いたよ」
ニコニコ笑顔の素敵なお子様からお手紙をいただきました。
好きなキャラクター(ピクミン)の周りが、お子様の一番好きな色で満たされてあります。
楽しんで描いたお手紙なんだろうなと一目でわかる素敵なお手紙でした。
このお手紙をくれたのは最近通い始めたお子様で、HERO ISに行くのをいつも楽しみにしているそうです。
物事の継続のために、私たち大人は計画を立てたりご褒美を用意したりと様々な工夫をすると思います。
では、こどもはそういったことを考えながら物事を継続させようとするのでしょうか?
恐らくそうではないと思います。
もっと純粋に「楽しいからまたやりたい。」「面白いからまた来たい。」と思っている、あるいは考えるまでもなく体が動いていると思います。
そしてその楽しいことを何度も繰り返して行っていくうちに、自然とそれが習慣となり、生活に溶け込んで気づけば継続できている、という状態になります。
このように「継続する」ことに注目すると、この「楽しむ」ことはとても近道のように感じていただけるのではないでしょうか。
そう考えると、お手紙をくれたお子様は継続のための第一歩がばっちりクリアされているように思えますね。
もし第一歩をうまく踏み出せなかったら継続は難しいのか?と思われる方もいるかもしれませんが、それはまた違うように思います。
苦手なこと、嫌なこと、難しいことも、嫌々でも少しずつ行っていけば生活に溶け込ませることができます。
繰り返して同じ問題を解く、という勉強方法をされた方は多いと思います。
生活面でも同じで、何度も繰り返すことで慣れ、理解し、自分の中で苦手は苦手だけれども対処法を会得することができます。
無理のない範囲で苦手なことも少しずつ慣らしていけば時間はかかっても同様に生活に取り込むことは可能だと思います。
それから、今は4月の上旬で、利用者さんの中には入学、入園をしたり、進級をしたりと私たち大人も多くの方が環境変化をしたばかりだと思います。
環境変化直後は誰もがいつも以上に体や脳を無意識で働かせています。
落ち着いた頃にどっと疲れを感じてしまうこともあるので、ゆっくり生活を安定させ活動と休息のメリハリをしっかりとつけていきましょうね。
利用者さんからのお手紙(心理部あきら先生)
教室の毎日
24/04/12 19:48