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三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~のブログ一覧

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放課後等デイサービスの在り方(校長先生)

教室の毎日
先日、三郷市相談支援事業所様にご挨拶へ伺った際に思わぬことを申されたのでこちらにもご説明させて頂きます。

「HERO ISさんは2年で辞めなければいけないのですよね。」

そんな訳ありません。
2回言います。
そんな訳ありません。

上記のことについてご説明致します。
当教室は支援学級か普通学級のお子様だけです。支援学校(三郷・水元)のお子様はいらっしゃいません。
その中で放課後等デイサービスをご利用検討の保護者様に必ず説明していることがございます。

それは(中間目標)を持つことです。
何故、目標を持つのか。
放課後等デイサービスは決して学童と同じであってはならないからです。
寄って、就労の保護者様の為にある場所でもありません。
様々なお悩みがあるお子様の集まる場所です。
多動性、ASD(自閉症)、ADHD(発達障害)、LD(学習障害)等。
その中で、私の浅い経験上で申すのも恐縮ですが、多動性だけのお悩みがあるお子様は2年生終わりぐらいまでには、ある程度落ち着く傾向が多く見られます。ですので、保護者様にとっては大変大きなお悩みであり心配事かもしれませんが、一つの区切りである2年間の中間目標を持ってご利用して貰っております。

もう一つの理由は小集団に慣れて欲しくないからです。
今後子ども達は沢山の人に囲まれて生活を送らなくてはなりません。小学校1年生~中学校3年生の義務教育9年間。そして、ほぼ義務教育の3年間の高校生活。合計、12年間の集団生活を強いられます。そして、その後は進学、若しくは社会に出ます。
まだまだ先の話かもしれませんが必然の未来です。
ですので、小集団に完全に慣れるのではなく、ある程度の集団適応能力があるお子様には学童クラブ等に移行して集団生活に慣れて欲しいのです。
学童クラブは限られた先生しかおらず、勉強(宿題)も見ませんし、お子様のヘルプも通りづらい場所です。しかし、社会というものはヘルプが通らないものです。助けを求めるのは至難の業です。
その点、放課後等デイサービスは利用者の人数に合わせたスタッフを配置し、常に目を行き届かせ、ヘルプが上手く出せない困っている子を助ける場所です。
しかし、この環境に慣れてしまってもいいのでしょうか。

社会が厳しいことは保護者様が一番理解しているはずです。しかし、我が子のことになると考えが変わることも十分に理解出来ます。
私も子を持つ親です。
幼稚園に行きたくなく、毎日泣いてる子に心が打たれます。
食事中はほぼ立ち上がり、怒るのも通り過ぎています。
スーパーの食品に触ったり、走ったりして、一目を気にせず声を上げています。
悩みは違いますが、子を想う気持ちは一緒です。
荒波に揉まれろとは言いませんが、常に周りの人が助けてくれると勘違いしてほしくないのです。

最後に。
誤解してもらっては困りますので改めてお伝えします。
2年間で辞めてくださいとは一言も申していません。
上記の期間では到底支援を終えられないお子様がいるのも事実です。
しかし、今回のモデルとなるような子に関しましては、その期間で教室を辞めるのではなく(卒業)を目標とし、スタッフは長いようで短い時間を全力で支援をして参ります。

毎日のように放課後等デイサービスのお問い合わせを頂きます。
令和7年度のお問い合わせも最近は多くございます。
当教室は現在満員です。
又、小学校1年生中心の教室ですので来年の空きも御座いませんので、ご利用のお問い合わせに関してはお控えください。

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