今週は運動を中心に活動を行っていきます。
五月になるとよく耳にするのが「五月病」です。
五月病とは、新年度が始まってから一ヶ月以上がたち、初めのころのような新鮮さや刺激が薄れたことにより、やる気が出なかったり、気分が落ち込む、疲れやすいといった症状が出てくることです。
特に金曜日には、このような症状が顕著に表れるように感じます。
やるべきことがあるのに、子どもが行動してくれず、足踏みをしている状態になってしまうと困りますよね。
実際に、子供たちも週末に向かっていくにつれ、なんだかフワフワとしていて、お話が聞けていなかったり、めんどくさいなどの発言が出てきます。
しかし、そんな中子どもたちから運動がしたいといった声が聞こえてきました。
スタッフ一同これには答えなくてはならない!!と思い今週の活動を運動に決めました。
では、運動には五月病に対してどのような効果があるのでしょうか。
運動には、ストレスを軽減する効果やエネルギーの向上、睡眠の改善といった効果があります。
やらなくてはならない宿題などが出始めて、ストレスになることが多くあると思います。運動をすることで気分の落ち込みや不安を軽減することが出来ます。
また、適度な運動は疲れにくい体作りやより質の高い睡眠休息をとることで、日々の活動意欲を高め気分の改善につながります。
運動だけで、五月病のすべてを改善することはできないのかもしれません。しかし、必ず一助となると考え今週の活動を運動に決定しました。
運動を行ってみると、子どもたちの様子にも変化が見られました。
単に運動を好きな子が多いのかもしれませんが、「今日も運動やる?」とニコニコしながら質問をしてきたり、運動の時間が近くなると、一つ一つの行動が早くなり、あいさつなどでは、普段の活動時よりも姿勢が良く、意欲を感じられます。
その日の帰り際には、また運動をしたいという声や、楽しかったとの声が子どもたちから出ています。
運動は心身の健康にとって非常に重要な要素であると考えています。
五月病の予防や改善にも効果があることから、運動を通じて子どもたちが元気に活動を行ってくれるよう、今後も運動を取り入れた活動を積極的に行っていきたいと思います。
五月病と運動 【放課後等デイサービス だいき先生】
教室の毎日
24/05/15 18:40