子供がスーパーマーケットで陳列されている商品に触り、叱られている光景をよくみます。
これは発達障害のお子様だけに限りません。
ですが、今回は【発達障害の子】にウィークポイントをあててお話をします。
幾つか理由がありますので、その中の一つご紹介します。
・衝動的に動いてしまう
ADHDのお子様は衝動性が強く、突発的に行動してしまう傾向があります。
そのため目の前に気になる物があると、そのことしか考えられなくなってしまうのです。
子どもは大人とは違った関心の持ち方があるため、感覚的な興味を優先してしまいます。
これは陳列商品だけに限りません。
スイッチ、ドアノブ、ボタン。
上げたらきりがありません。
解決策の一つとして、特性を理解することです。
注意するのではなく、してほしいことを伝えていきます。
例えば、スーパーにお買い物の際に「商品に触らないで。」と注意するのではなく、「○○と○○を見つけたらカゴに入れてね。」等と伝えます。
お店に入る前にあらかじめ買うものを子供に伝えることで、子どもは宝探しのような感覚で楽しんでお買い物をすることができます。
触ることを注意し続けていると、子どもは欲求が満たされず、さらに問題行動を起こしてしまいます。
遠い昔を思い出してください。
親との買い物に面白かった記憶が一切ないことを。
もちろん、ゲームやお菓子だけを買いに行く、買い物は楽しかったと思います。
極論、子供はスーパーマーケットに行っても暇なんです。
お菓子1個だけ買ってあげると言われても、ウィンウィンじゃありません。
ですが、そうは言っても親は連れて行かないといけません。
もし、今回のような事例でお悩みでしたら、少し参考までにしてください。
さわりたい、嗚呼さわりたい、さわりたい 【放デイ佐々木先生】
教室の毎日
24/06/02 12:32