私は常に全力で先頭に立ち、心と心をぶつからせながら仕事をしてきました。
この仕事も気持ちや想いがないと経営は出来ません。
そして、障がいに関わる経営者たる者は常に現場に立ち、子供を観察し、少しの変化にも気付き、明日の支援に結び付かせなければなりません。
「経営者がやることなのか。」と疑問に思う方もいらっしゃるかもしれませんが、経営者だからこそやらなければならないと思っております。
経営者は辞めませんがスタッフはいつかは辞めます。
結婚や出産、人間関係、賃金関係等理由を上げたら切りがありません。
ですが、スタッフを辞めさせない為には経営者は常に努力しなければなりませんし、常にスタッフとのコミュニケーションを図らなければなりません。
まずは努力面です。
これは簡単です。
スタッフが働いている間は常に現場に入り、出勤前退勤後に経営の仕事をすればいいだけです。
1日は24時間もあります。
睡眠に8時間、食事に2時間取るとします。
残りは14時間です。
勤務時間は9時~18時の9時間です。
どうでしょう。
まだ5時間もあります。
朝1時間早く出社をし、帰りは1時間遅く退社しても3時間もあります。
支援以外の仕事は3時間もあれば十分です。
ですが、この仕事量はスタッフは出来ませんし、やらせません。
残業なんてもっての外です。
次にコミュニケーションを図ることです。
私は昔から人の顔色を伺う癖があります。これは長男で一人っ子でいる時間が長かったせいなのか、親からの承認欲求での結果だと思われます。
自分の中では嫌いな癖でしたが、経営者としては必須スキルだと感じます。
支援におきましては子供達の表情を見てその日のコンディションを確認出来ます。
経営としてはスタッフの様子や表情を見て仕事量の調整や休息を与えられます。
では、この努力とコミュニケーションを図ることは何故行うのか。
それは全て子どもたちの為です。
教室が無くなると子供の行き場を失います。
先生が辞めると子供は悲しみます。
私はこのような想いを子供に味わわせたくありません。
ですので、私は明日も現場に出ます。
私が現場に出ている意味【校長先生】
教室の毎日
24/06/11 18:05