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悔しい気持ち【放デイ佐々木】

教室の毎日
悔しい気持ち

夏休みに入り国語の授業の一環でカルタをしました。
カルタは相手との勝負で、必ず勝ち負けが生まれます。
負けてしまったある子どもは涙を流して悔しそうにしていました。
しくしくと泣いてしまう子、癇癪を起こしてしまう子、やる気がなくなってしまう子など、悔しがる姿はさまざまです。

今回は【悔しさと感情のコントロール】についてお話をします。

悔しいと思うことは良いことです。
なぜなら、悔しいと思う気持ちはルールの成り立ちを理解し、真剣に目の前の目標に向かって努力をしていることを理解しているからです。

悔しい気持ちをバネに子どもたちの試行錯誤が始まり、次に同じ失敗を繰り返さないための努力をして成長していきます。

しかし、感情のコントロールが苦手な子は大声で泣き叫んだり、パニック状態に陥ったりしてしまう場合があります。
その場合は当教室には相談室を兼ねた個室を設けていますので、クールダウンを行い、落ち着いてから次の会話に繋げていきます。

「負けるのは勝負だから仕方がない。」で終わらせてはいけません。
次はどんな工夫をしてチャレンジするのか、嫌な気持ちになったときはどんな行動をとるのかを会話します。

言葉は人を動かします。
たった一つの言葉がトリガーになり、笑顔で再び参加することが出来る子どももいます。

感情が爆発しないように配慮するのも支援の一つですが、感情のコントロールを上手にできるよう指導していくのも私たちの支援です。

感情のコントロールは一朝一夕で身につくものではございません。
長期的な視線で子どもたちが自分の感情と向き合い、成長していく過程を見守りながら支援をしてまいります。

私たちは子どもたちの未来を支える一助となり、日々の支援に取り組んで参ります。
これからもスタッフ総動員で子どもたちの成長を応援していきます!

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