今回は「自己肯定感」についてお話をします。
特性を持っている子どもは自分に自信が持てない子が多いです。
なぜなら、学校や家で他の子どもよりも注意をされることが多いからです。
例えば朝の全校集会で整列をします。特性を持っている子は時間の見通しがつかないと不安になったり、手持無沙汰が苦手で動いたりしてしまい先生から注意を受けます。
中には特性について理解がある先生や学校もありますが、全ての学校がそういう訳ではありません。
先生も他の児童がきちんと並んでいる中で、勝手な行動をする児童を注意しない訳にはいかないですからね。
その注意をされている光景を見て、周囲の児童も「あの子は先生によく怒られている」という印象がついてしまい、悪口やからかいに繋がります。
そのようなことが積み重なり、「どうせ僕なんて・・・」という考えになってしまうのです。
では、どうしたら子どもの自己肯定感を高めることができるのか。
それは、「たくさん褒める」です。
先ほどの全校集会の例で言うと、例えば並べた時間をストップウォッチ等で計測し「すごい!〇分並べたね!次は△分目指そう!」と伝えます。ご褒美シール等の可視化できるものがあっても良いかと思います。
何か些細なことでもできたら大袈裟なぐらいに褒めると子どもの自己肯定感も少しずつ成長してくることと併せて、より良い関係性を築くことができます。
当事業所でも子どもたちの自己肯定感を高められるよう引き続き全力でサポートしていきます。
自己肯定感について 児童発達支援(こうた先生)
教室の毎日
24/11/07 11:21