今回は子どもたちの苦手ベスト3以内にはランクインするであろう「お片付け」についてお話をします。
おもちゃで遊んだら遊びっぱなし、物を出したらだしっぱなしの子どもってたくさんいますよね。
実際うちの息子(3歳)が正にそうです。「片付けて」と言っても「いやだ!」
結局、親が片付けるけれど、また出して・・・その日々の繰り返しでした。
このままでは片付けが苦手な子になってしまうと思い、ちょっとした工夫をしたところ少しずつ片付けが上達してきたので、その方法をご紹介します。
①おもちゃの数を減らす
子どもの流行り、廃りはとても速いです。最近あまり遊んでいないおもちゃは箱などにまとめて押し入れにしまいます。
遊ぶスペースにあるおもちゃを減らすことで、遊びたいおもちゃを子ども自身が見つけやすいですし、その後の片付けもやりやすくなります。
②おもちゃの住所(収納場所)を分かりやすくする。
ミニカー、おままごと、ぬいぐるみ等を1つの箱にどさっと片付ける方法もあります。ただこの方法は個人的にあまりおススメしません。なぜなら、片付け終えてその後にまた遊ぶとき非常に探しづらいからです。分類分けをする練習も兼ねて、この箱はミニカー、この箱はおままごと等ざっくりで構いませんので、どこに何を片付けるのか決めてあげます。更に分かりやすくするために、ミニカー等のイラストカードを用意して直接、箱に貼って示してあげることも効果的です。
また、その箱を置く場所は固定し、常に同じ場所にその箱がある方が子どもは混乱せずに片付けることができます。
➂できる範囲でのお片付けをする。
出したおもちゃを1度に全部片づけようとしても集中力が続かないことがあります。先ずは1つでも片付けられたら良しとし、少しずつ片付けられる物の数を増やしていけるようにすると良いです。
④自分でお片付けができたらたくさん褒める。
子どもが1つでもお片付けができたら大袈裟なぐらい褒めます。
「すごいね!ぴかぴかだね!お片付け上手だね」等です。
褒められると嬉しいので、それを繰り返すことで自然と自発的に片付けられるようになります。
毎回褒めると、「褒め」の効果が薄れてしまうので1つ片付けたら「すごいじゃん!一緒に片付けよう」と声をかけて子どもと一緒になって片付けができると、子どもは楽しく片付けができると思います。
先ずは、お片付けが楽しいと思ってもらえるような声掛けや雰囲気作りがポイントです。
当事業所でも次の遊びに移るときは必ず片付けをしてからを徹底しております。
引き続き片付けが上手にできるようサポートしていきます。
お片付けについて 児童発達支援(こうた先生)
教室の毎日
24/11/25 16:22