当教室へ通う未就園児、未就学児、小学生を見ていると、笑う顔、泣く顔、怒る顔、集中する顔、など様々な顔、表情を見ることができます。
また、私共スタッフも大笑いする顔、厳しい顔、優しい顔、と様々な表情で子ども達と日々過ごしています。
この顔や表情ですが、
毎日を一緒に過ごしていると、“自分が見ている顔がその人の全て”と思い込んでしまうなぁ、と感じることがあります。
わが家の高校生の息子は、家では9割仏頂面をしています。
小さい頃は笑顔いっぱいの子だったのに、、、とぼやきたくなる日々ですが、“これも成長”と心で唱えて、仏頂面に話しかける毎日です。
そんな中、秋に高校の文化祭へ行き、クラスの催しで店番をしている息子の顔を見た時に、思わず泣きそうになってしまいました。
というのも、優しい笑顔で小学生ぐらいの小さなお客様に話しかけていたのです。
わが子ながら、「あんな(良い)顔、見たことない!」と思いました。
長い反抗期を過ごすうちに、私の中での“息子の顔は仏頂面”が当たり前になっていたのです。
自分の子どものことはよく知っていると思っていたのが、知っているのはほんの一部だったことに気付きました。
わが家の場合は、もう高校生ということもあり、知らない顔もたくさんあると思います。
しかし、未就園児、未就学児、小学生の当教室をご利用のお子様方もまた、親御様の知らない顔を持っているかもしれません。
お家での顔、幼稚園での顔、小学校での顔、HEROISでの顔、、、
たくさんの顔の全てが一人の人間を作っています。
当教室では、この「知らない顔」を、スタッフと親御様でより多く共有したいと思っております。
お家では当たり前の顔が、教室では当たり前ではないことも多くあります。
また、お家では見られない顔が、教室では見られることもあります。
写真や動画での共有、面談、送迎の際のお話での共有など、様々な方法で親御様との情報共有を行っております。
ぜひ親御様からもお子様のお家での様子をスタッフにたくさんお聞かせください。
お子様の多くの顔を知ることで、より良い支援に繋げてまいりたいと思っております。
知らない顔(児童発達支援みほ先生)
教室の毎日
24/12/10 10:19