児童発達支援事業所
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三郷市南部地域児童発達サポートセンター HERO IS~ヒーローイズ~のブログ一覧

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反復練習の大切さについて(児童発達支援こうた先生)

教室の毎日
当教室では1週間を通して同じプログラムを行います。

何故かというと・・・

反復して練習することがとても大切だからです。

一度や二度やるだけでは中々身に付きません。

同じ課題やプログラムでも繰り返し行うことで、子どもたちのスキルが少しずつ向上し定着していきます。

具体的な例を挙げますと、幼稚園クラスでは子どもたち全員に平仮名で自分の名前を書く練習を行っています。

一人一冊国語のノートを渡し、鉛筆で5分間自分の名前だけを書き続ける時間があります。

ノートに1ページ名前を書き終えたら、正しく書けているか先生にチェックをしてもらい、その後スタンプガチャを引きます。(本日のブログにスタンプガチャの写真を掲載しました)

このスタンプガチャには子供たちが好きなキャラクターのスタンプが沢山入っており、1ページ終わるごとに毎回ランダムで引いてもらいます。

引いて出たスタンプをノートに押し、次のページからまた書き進めていきます。

ランダムなので自分が好きなキャラクターが毎回出るとは限りませんが、子どもたちの「お目当てのスタンプを押したいからもっと頑張ろう」とする向上心を引き出せるようにしております。

この方法はいわゆるご褒美制度で幼児期のみ有効です。

学年が上がってきますとスタンプが貰えるだけでは「こんなのもらっても嬉しくない」と言われてしまうと思います。

最終的にはご褒美がなくても時間内を集中して取り組めることを目標にしておりますが、当教室では楽しんで取り組んでもらうことを大切にしており、先ずは頑張った達成感やご褒美がもらえて嬉しい!もっと頑張ろう!と思ってもらえるような支援を心がけている為、学習時間にスタンプを取り入れました。

最初はみんな集中力が途中で切れてしまい、時間いっぱい書き続けることは難しかったのですが、このスタイルを始めて約1か月半で大半の子ども達が書きき終えることができるようになりました。

中には「もっと書きたい!」と5分過ぎても自発的に書く子もいます。

過去に書いた名前練習と今を見比べてみると全員上達しており、今では見本を見なくても自分の名前をフルネームで且つ、ノートのマス目からはみ出さないよう綺麗に書けるお子様もおります。

このように子どもたちが自発的にやりたいと思えるような意欲を掻き立てつつ、繰り返し行っていくことが大切です。

繰り返し行う中でも子どもたちの状況に合わせて変化を持たせつつ、職員一同全力でサポートしていきます。
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