春休み中、
そして4月の午前保育中と、
幼稚園に通園しているご利用者様は
お弁当の時間を当教室で過ごす日が続きました。
小さなお弁当箱に
お子様のことを考えたお弁当を
日々作っていただいている保護者様、
いつもありがとうございます。
私も、毎日子どものお弁当を作っているのですが、
「明日のお弁当、何にしようか」
と、前日の夕飯準備の時から考えているほど、
日々お弁当作りに頭を悩ませています。
お弁当の時間にお弁当箱を開けて、
「先生、見てー!」
とお弁当箱の中身を嬉しそうに見せてくれる子どもたちの姿に、
なんだか私が‘お弁当作り頑張ろう‘と励まされます。
先日のお弁当の時間、
年中組のA君が
「あとブロッコリーで終わり~」
と、フォークにブロッコリーを刺して元気に教えてくれました。
A君がお弁当を食べきるのに苦戦している姿を
これまで何度も見ていたため、
元気にブロッコリーを掲げるA君を見て、
頼もしさを感じました。
その後、
しばらくブロッコリーを掲げていたA君。
少しでも食べたら、すぐに声をかけたい!と、
チラチラ見ているも、
なかなか口にしませんでした。
A君はブロッコリーにミートボールのタレを付けてみるなど、
どうにかして食べようと頑張っている様子でした。
A君の葛藤は見ていてこちらにも伝わってきました。
周りのお友達がどんどん食べ終わる中、
このブロッコリーをどうしようか、、、
と、だんだん固まるA君。
「A君、ブロッコリー食べようって頑張ってるね」
と声をかけると、頷くA君。
「一口だけ食べてみる?
先生、お手伝いしていい?」
と聞くと、またも頷くA君。
フォークに刺さったブロッコリーから
ほんの少しだけスプーンで切り取り、
そのスプーンをA君に渡すと、
悩みながらも、口に入れました。
その後、飲み込むことができず、
ティッシュに吐き出したのですが、
A君の挑戦に、
「頑張ったねー!」とハイタッチをしました。
自分一人で葛藤していたことも、
苦手な物に挑戦したことも、
A君の成長でした。
その場面を目の当たりにし、とても感動しました。
今後も、
お子様の一歩を見逃さず、
一緒に喜び、
また一歩行こうという気持ちを持ってもらえるよう
支援して参りたいと思います。
お弁当の時間 児童発達支援(みほ先生)
教室の毎日
25/04/18 18:06
