「言語訓練ってどんなことするの?」
「小さい子どもでも受けられるの?」
と思っておられる方もいると思います。
今回は、言語訓練についてお話をしていきます。
言語訓練は、ことばを話す、聞いて理解するのほか、ものを食べたり飲み込んだりする機能の低下がある場合も訓練の対象となります。
親御さんのお悩みやお子さんの症状を聞いたうえで、必要に応じ、ことばの発達検査や発音の検査などを実施します。
また、言語検査や遊びの場面での評価を通じ、お子さんの得意・不得意や大人の助けがあればできることを把握し、言語訓練や普段の療育に繋げていきます。
ことばを話す前段階の訓練では、
・遊びの中で指さしでやりとり
・絵本やパズルを用いて身振りやことばのまねっこ
「ちょうだい」「どうぞ」「ありがとう」「もう一回」「パチパチ」など他者とのコミュニケーションの練習をします。
ことばが出るようになり、単語期、多語文期の訓練では、
・絵本や絵カードをみて、名詞、形容詞、動詞を使ったお話ができるように練習をしていきます。
・2~3語文の発話表出がみられるようになってきたら、質問に答える練習や、助詞や助動詞を用いて話す練習をしていきます。
発音の訓練では、
・吹く遊びなどを行い口の筋力を鍛えたり、舌の運動(模倣や鏡を見ながら動きの確認)をします。
言い間違えてしまう場合(例:サ行がタ行になる)
・正しい音と言い間違える音の弁別の練習
・音を作る舌の練習、舌の位置確認
・単音から練習を始め、単語、短文とステップアップし、生活の中で言えるように練習をします。
言語訓練の一部を紹介しましたが、お子さん一人ひとりの言語発達に応じて訓練内容は様々です。
こんなお悩みはありませんか?
・ことばが少ない
・指さしはできるけどことばで言おうとしない
・言われたことを理解できない
・おしゃべりが聞き取りにくい
・文を繋げて話すことができない
・口や舌の運動が苦手
・吹くことができない
・ご飯の飲み込みが遅い
お子さん一人ひとりの話す・聞く・食べるの成長をサポートしていきます。
お気軽にご相談ください。
言語訓練の取り組み ことばの教室(みか先生)
教室の毎日
25/04/24 13:54
