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子どもとのラポール形成の重要性 放デイ(だいき先生)

教室の毎日
新しい年度が始まり、早くも一カ月が経ちました。
少しずつ新たな環境に慣れてきた頃かと思われます。
しかし、人と人との関わり、つまり心のつながりはいかがでしょうか。
ここに関しましては一朝一夕で築けるものではないと私たちは思います。

環境が変わると
「この環境に合っているのかな?」
と疑問や不安を感じることもあるかもしれません。
一ヶ月という時間が経ったとはいえ、新しい場所での人間関係はまだ始まったばかりです。
焦らずに、もう少しお子様の様子を見守ってみてもいいのではないでしょうか。
今は『ラポール形成』の途中段階かもしれません。
聞きなれない言葉と横文字でサラッと流すところでしたが、『ラポール』という言葉をご存じでしょうか?

ラポールとは、親密さや信頼に満ちた関係を指す言葉です。
特に、子どもとの関係を気づくうえで欠かせない大切な要素です。

今回は、その『ラポール』に関してお話したいと思います。

先日、友人の子供と遊ぶ機会があり、そこでラポール形成の難しさを改めて感じた出来事がありました。
普段、私は教室の子どもたちと楽しい時間を過ごしています。
もしかしたら、私だけが楽しんでいるのかもしれませんが・・・
その子とも楽しい時間を過ごせるだろうと期待していました。
しかし、現実はそう簡単ではありませんでした。
その子は人見知りのため全く話しかけてくれず、目を合わすことさえできませんでした。
実は、この子に合うのはもう5回目ですが、未だに心を開いてもらえない状況に悩まされています。
私のような仕事をしていると、「なんとか仲良くなりたい!!」という強い気持ちが先行してしまいがちです。しかし、その気持ちが逆に子どもにプレッシャーや不安を感じさせてしまうこともあります。
そのことに気づいた私は、一度立ち止まり、焦らずにその子のペースに合わせることで少しずつ距離が近くなっていきました。

ラポール形成は、一方的な働きかけではなく、相手の心に寄り添う姿勢が求められます。
子どもが安心して心を開けるような環境作りが何より大切であり、そのためには子どものペースに寄り添い、焦らずに対応することが大切です。

友人の子供との関りで分かったことは、子どもとのラポール形成は、決して短い期間で実現できるものではないことを改めて理解しました。

これからもゆっくりとしたペースでお子さんとの関係を深めていく努力を続けます。

現在の環境に不安を持たれ【早急により良い環境へ・・・】というお気持ちも理解できますが、もう少し様子を見ても良いのではないでしょうか。
現在の環境がお子様に多くの変化をもたらすかもしれません。
焦らず、温かく見守りながら一緒にその成長を応援していきましょう。
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