児童発達支援事業所

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就学に向けて(児童発達支援 ゆうり先生)

朝晩と急に冷え込む季節になってまいりましたが、皆様変わらずお過ごしでしょうか?

本日は、HERO ISのお勉強についてご紹介いたします。


私たちの教室では、毎日「お勉強」の時間を設けています。この時間でやることは大きく分けて2種類です。



1つ目は、ノートを使った「運筆」や「平仮名のなぞり書き・模写」のお勉強です。
時間は5分程度と短いですが、お勉強に対しての苦手意識を作らないために、お子様の集中力が保てる最低限の時間を基準に設定しています。
内容は自分の名前や車、食べ物、キャラクターの名前など豊富な種類を用意し、まずは「字を書くことが楽しい」と感じてもらえるようにしています。


2つ目は、知育玩具等を使った「着座」の取り組みです。
ノートに字を書く取り組みで頑張った分、好きな知育玩具や絵本、お絵かきなどに取り組む時間を作っています。好きなことをしているだけと思われるかもしれませんが、この取り組みで重要なのは「着座の時間を増やす」ことです。
興味関心のあることに進んで取り組んでいると、自然と座る時間が長くなっていきます。
また、同じ知育玩具をお友達同士で分け合って遊ぶことでコミュニケーション能力が高まり、これまでお友達とのかかわりに消極的だったお子様も、自らお友達を遊びに誘えるようになりました。


上記の2つは、いつも行っているお勉強なのですが、最近はこれに加えて新しく年長さんを対象とした、就学に向けたお勉強が始まりました。

その内容は「板書」の練習です。


なぜ、この板書の練習を取り組み始めたのかと言いますと、小学校に入ってまず躓くと言われているのが、この「板書」と言われています。

今までは手元にある文字をノートの横に置いて書き写していましたが、板書となると、「一度手元から目線を離して前を見る。」そして「内容を覚えて書き写す」この2つの同時作業が、かなり困難に感じるそうです。

実際、昨年度まで児童発達支援の部に通っていたお子様のその後を伺うと、「板書に時間がかかる」「板書ができない」というお悩みが聞こえてきました。


なぞり書きや、模写の練習、運筆はもちろん大切ですが、それだけでは就学した後に困ることがある。ということを改めて実感したため、今年度から新たに就学前準備として「板書の練習」を取り入れ始めました。


練習の内容は至ってシンプルで、ホワイトボードに文字を書き、それをプリントに書き写していきます。
ノートの意識を持てるように、初めは大きなマスノートの紙を使い、少しずつマスの大きさを小さくして通常のノートの形に近づけていく練習方法です。

練習内容は、お子様の進捗状況で変えており、

図形の模写⇒平仮名(1文字)⇒平仮名(単語)

というスモールステップで取り組んでいきます。

ここでも苦手意識が出ないように時間は5分程度ですが、昨年度の年長さんが小学生になった姿を見ていた影響か、今年度の年長さんの小学生に対する「憧れ」がとても強いようでした。
「小学生に向けてのお勉強をするよ」と伝えると皆、背筋をピシッと伸ばし、初めの挨拶から終わりの挨拶までしっかり集中して取り組んでいました。



「このお勉強頑張ったら小学生になれるの?」

「今日も小学生のお勉強する?」

「今日もお勉強頑張るぞ!」

と、とても前向きな言葉をよく聞くようになりました。
あるお子さんは、模写で上手に書けなかったことが悔しくて、お勉強の時間が終わるギリギリまで復習して、最後に満足そうな表情で書いた文字を見せに来てくれたりと、とても良い刺激になっているようです。

卒園まであと約5か月ほどですが、就学してからの困りごとをできるだけなくしていけるように、今後も職員間で情報を共有しながら日々の支援に繋げてまいります。


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