急激な寒暖差が厳しい日が続き、秋というよりも冬に向かって急発進しているような季節となりました。
最近、幼稚園や保育園に伺うと、流行している感染症の注意喚起をよく見かけます。
大人も子供も、この寒暖差で体力と免疫力が削られてしまい、体調を崩しやすい頃かと思われます。どうぞ皆様お体にお気をつけてお過ごしください。
今回は、この11月に行われる「入園前面接」についてお話しさせていただきます。
私たちの教室では、午前と午後の2部制となっており、午前中はプレのお子様や、保育園の2歳児クラスのお子様が主に通っています。
午後は就園している3歳~6歳の就学前のお子様がご利用されています。
今回、主にお話しするのは午前中の部の「就園前・2歳児クラス」クラスについてです。ご利用される理由は様々ですが、
「幼稚園の入園前に集団の中で過ごす経験を積みたい」
「入園前に少しでも座れるようになってほしい」
就園に向けての準備期間としてご利用される方が多くなっております。
「就園に向けての準備って何をするの?」
と思われる方も多いかと思います。
そこで、今年の8月の末から利用が始まったA君のお話をご紹介いたします。
A君は、来年度幼稚園に就園する予定の2歳児の男の子です。
A君は、「落ち着きがない」「座っていられない」「集団に参加できない」の他に「発語がほとんどない」というお悩みを抱えていました。
ご見学の時に親御様から「幼稚園のプレの先生からは様子見で大丈夫。そこまで気にしなくて良い。と言われたけれど、どうしても気になる」
とお話がありました。
この「様子を見てみましょう」という言葉は、児童発達支援に相談に来る親御様方がよく言われているフレーズです。
もちろん発達の進み具合には個人差がありますので、「焦らず、様子を見ましょう」という意味ではありますが、親御様の中には
「いつまで様子を見ればいいんだろう」
と不安に感じてしまう方もいらっしゃいます。
A君の親御様も同じく「いつまで待てばよいのか」と、不安な気持ちを抱えていらっしゃいました。
教室のご見学時は親御様もいらっしゃったので自然体で過ごしていたA君でしたが、いざ、利用が始まると母子分離が難しく、2週間ほど大泣きしていました。
「自分が安心して過ごせる環境から離れなければならない」
というのは大人でも不安に感じます。2歳のA君なら尚更です。
そこでまずは、教室が「楽しいところ」ということを覚えてもらうために、初めのうちは無理に朝の会などには参加せず、ボール遊びやダンス、知育玩具の促しをして過ごしました。
すると少しずつ教室への拒否感が薄れていき、ある日を境に全く泣かずに教室まで来ることができるようになりました。
それだけではなく、自分の席に座って知育玩具で遊び、朝の会の歌に合わせて手拍子をしたり、名前を呼ばれると「ハイ!」とお返事ができるようになりました。
親御様に最近の教室での様子を伝えると、ご自宅でも座れるようになったり、靴を自分で靴箱に入れられるようになっただけでなく、「パパ」「じーじ」「ばーば」とお父様や祖父母様を呼べるようになったと驚きのお話が聞くことができました。
「相談に行った時はどうしたらよいのかわからず不安で仕方なかった」
「この教室に通わせて本当に良かった」
と、ありがたいお言葉までいただきました。
こうしてお子様の成長を側で見たり、親御様からお話を聞くたびに、「この仕事をしていてよかった」と感じます。
A君に限らず、私たちの教室には様々なお悩みを抱えるご利用者様がいらっしゃいます。
体幹が弱い、言葉が出ない、発音が不明瞭などなど・・。
考えれば考えるほど、子育ての悩みは尽きないと思います。
ですが、どのお子様にも言えることは準備に「早すぎる」ということはありません。
どちらかと言えば「あともう少し早く来てくれたら、できることがもっといっぱいあったのに・・・」と感じることの方が多いです。
「まだ通うと決めたわけではないのに・・」
「何から話せばいいんだろう」
そう思い悩む親御様がいらっしゃいましたら、どうぞお話をお聞かせください。
しっかりとした職員体制でお子様と関わらせていただき、成長の手助けとなればと思います。
最近、幼稚園や保育園に伺うと、流行している感染症の注意喚起をよく見かけます。
大人も子供も、この寒暖差で体力と免疫力が削られてしまい、体調を崩しやすい頃かと思われます。どうぞ皆様お体にお気をつけてお過ごしください。
今回は、この11月に行われる「入園前面接」についてお話しさせていただきます。
私たちの教室では、午前と午後の2部制となっており、午前中はプレのお子様や、保育園の2歳児クラスのお子様が主に通っています。
午後は就園している3歳~6歳の就学前のお子様がご利用されています。
今回、主にお話しするのは午前中の部の「就園前・2歳児クラス」クラスについてです。ご利用される理由は様々ですが、
「幼稚園の入園前に集団の中で過ごす経験を積みたい」
「入園前に少しでも座れるようになってほしい」
就園に向けての準備期間としてご利用される方が多くなっております。
「就園に向けての準備って何をするの?」
と思われる方も多いかと思います。
そこで、今年の8月の末から利用が始まったA君のお話をご紹介いたします。
A君は、来年度幼稚園に就園する予定の2歳児の男の子です。
A君は、「落ち着きがない」「座っていられない」「集団に参加できない」の他に「発語がほとんどない」というお悩みを抱えていました。
ご見学の時に親御様から「幼稚園のプレの先生からは様子見で大丈夫。そこまで気にしなくて良い。と言われたけれど、どうしても気になる」
とお話がありました。
この「様子を見てみましょう」という言葉は、児童発達支援に相談に来る親御様方がよく言われているフレーズです。
もちろん発達の進み具合には個人差がありますので、「焦らず、様子を見ましょう」という意味ではありますが、親御様の中には
「いつまで様子を見ればいいんだろう」
と不安に感じてしまう方もいらっしゃいます。
A君の親御様も同じく「いつまで待てばよいのか」と、不安な気持ちを抱えていらっしゃいました。
教室のご見学時は親御様もいらっしゃったので自然体で過ごしていたA君でしたが、いざ、利用が始まると母子分離が難しく、2週間ほど大泣きしていました。
「自分が安心して過ごせる環境から離れなければならない」
というのは大人でも不安に感じます。2歳のA君なら尚更です。
そこでまずは、教室が「楽しいところ」ということを覚えてもらうために、初めのうちは無理に朝の会などには参加せず、ボール遊びやダンス、知育玩具の促しをして過ごしました。
すると少しずつ教室への拒否感が薄れていき、ある日を境に全く泣かずに教室まで来ることができるようになりました。
それだけではなく、自分の席に座って知育玩具で遊び、朝の会の歌に合わせて手拍子をしたり、名前を呼ばれると「ハイ!」とお返事ができるようになりました。
親御様に最近の教室での様子を伝えると、ご自宅でも座れるようになったり、靴を自分で靴箱に入れられるようになっただけでなく、「パパ」「じーじ」「ばーば」とお父様や祖父母様を呼べるようになったと驚きのお話が聞くことができました。
「相談に行った時はどうしたらよいのかわからず不安で仕方なかった」
「この教室に通わせて本当に良かった」
と、ありがたいお言葉までいただきました。
こうしてお子様の成長を側で見たり、親御様からお話を聞くたびに、「この仕事をしていてよかった」と感じます。
A君に限らず、私たちの教室には様々なお悩みを抱えるご利用者様がいらっしゃいます。
体幹が弱い、言葉が出ない、発音が不明瞭などなど・・。
考えれば考えるほど、子育ての悩みは尽きないと思います。
ですが、どのお子様にも言えることは準備に「早すぎる」ということはありません。
どちらかと言えば「あともう少し早く来てくれたら、できることがもっといっぱいあったのに・・・」と感じることの方が多いです。
「まだ通うと決めたわけではないのに・・」
「何から話せばいいんだろう」
そう思い悩む親御様がいらっしゃいましたら、どうぞお話をお聞かせください。
しっかりとした職員体制でお子様と関わらせていただき、成長の手助けとなればと思います。