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児童発達支援の療育で一番効果のある課題!?

教室の毎日
こんにちは🌞 横浜市青葉区にある児童発達支援、フォレストキッズこどもの国教室の木山です🌳🌋

今回は発達障害やグレーゾーンなどの特性があるお子様に対して1番の教材になり得る支援の内容についてお話しさせていただきます。
あくまで個人的な見解ですが、療育で一番大事なのは「心の余裕」をどれだけ持たせてあげられるかだと考えています。
以前から何度も触れていますが、特性のあるお子様は指摘される回数が極端に多く、心がいっぱいいっぱいになっているケースがとても多いです。

実際に、指摘や注意することを減らしたりすることで、幼児は心に余裕ができ、今までは指摘してもできなかったことが、むしろ自ら意欲的に取り組めたり、特性が出づらくなることで、課題に対して効率的に取り組むことができることで、より成長効率を上げられることをすごく実感する場面が多いです。
また、心の余裕から集団行動などでも指示に従いやすくなり、より円滑に集団生活を営めるようになっていくとこともあります。そのため、「心の余裕」を持ってもらうように環境を整備することが一番の療育につながるのではないかと思います。

「スプーンが上手に持てるようになった!」「紐通しができるようになった!」「パズルが12pできるようなった!」なども非常に重要で嬉しいことですが、結果に目を向けて、そこを目標にすることは望ましくないです。なぜなら、少し練習して取り組めるようになるものは元々備わっている機能的にできるようになる場合が多いからです。(感覚統合を目的としていたりトレーニングをしないとできるようにならないこともあるためトレーニングが必要ではないということではありません)
要は、目で見える機能的な部分の成長を目標にするべきではなく、気持ち的な部分での成長や充実感こそが発達障害やグレーゾーンの特性があるお子様には1番の成長材料になるため、そこを療育の目標にした上で、機能的な成長に目を向けていくのが重要です。

その気持ち的な部分での成長や充実感こそが心の余裕になるため、療育施設での支援では本質的に何が大事なのかというと

「できた」「褒められた」という成功体験から自己肯定感を高める

適切なアドバイスなどによりご家庭や園での環境整備によってストレスを軽減していく

常に共感的な態度を示し、指摘や注意ではなく肯定的な言葉がけにより心を満たしていく

といったようなことから心の余裕に繋げることが大切になります。
(もちろん他にも大切なことはたくさんありますし、各々の療育者の目的や考え方があるため正解などはありません。)

続いては、心の余裕がもたらす効果や環境整備の具体例について更に詳しく解説していきます。

心の余裕がもたらす効果
自己肯定感の向上
指摘や注意が多いと、幼児は「自分はダメだ」と感じたり、自己否定的な思考が強まったりしがちです。一方で、環境が整えられ、成功体験や安心感を得られる場が増えると、自己肯定感が高まり、自分から意欲的に行動する力が育ちます。

特性への柔軟な対応
ASDやADHDの特性のあるお子様は、ストレスが高まると特性がより顕著になり、結果的に周囲との摩擦や課題が増えてしまうことがあります。そうなると、どんどん負のスパイラルにハマってしまい抜け出すことが難しくなるため、心の余裕を意識することで、お子様が落ち着きを取り戻し、持っている力を発揮しやすくなります。

集団行動への適応
心が安定すると、指示の受け取り方や社会的な行動への適応がスムーズになり、集団生活の中での成功体験が増えていきます。これにより、子ども自身も「できた!」という実感を持ち、指示通りの行動ができたりそもそも集団に適応しようという姿勢が見られたりすることでさらなる成長につながります。

環境整備の具体例
心の余裕を育むためには、以下のような環境整備が有効です。

成功体験を増やす仕組みを作る
小さな成功でもしっかりと褒めて認めてあげることで、自信を育みます。失敗を責めるのではなく、その過程を肯定してあげることが重要です。お子様も保護者様も心の余裕を持つためには、どうしても着目しがちな成功か失敗かといった結果に目を向けるのではなく、取り組もうとした意欲や集中していた家庭に着目して肯定してあげることが非常に重要です。

注意や指摘を減らし、肯定的な声かけを増やす
「どうしてできないの?」ではなく、「ここまで頑張ったね!」や「これができたのはすごいね!」という言葉がけを心がけると、子どもの気持ちが安定します。また、問題行動の際にも、まずはそうしたかった気持ちを肯定してあげた上で、適切な代替案を教えてあげることが望ましいです。

視覚的・物理的にわかりやすい環境を用意する
ASDやADHDの特性のあるお子様は、抽象的な指示や複雑な状況にストレスを感じることがあります。例えば、スケジュールを視覚化したり、作業スペースを区切るなど、明確でわかりやすい環境を整えるとよいでしょう。

休息や安心できる空間の確保
刺激が多すぎる環境は、特性を持つ子どもにとって非常に負担です。クールダウンできる静かなスペースや、安心感を持てる特定のアイテム(お気に入りのぬいぐるみなど)を用意すると、落ち着きを取り戻す助けになります。また、幼稚園、保育園などのイレギュラーなお弁と準備などはとても負荷はかかる傾向が多いため、気持ちに余裕がなさそうな時には、園をお休みして心を満たせる時間を一緒に作ってあげることなどもとても有効的です。

注意や指摘を減らすことの意義
注意や指摘を減らすことで、子どもが「否定されている」という感覚を減らし、周囲との信頼関係が強化されます。このような信頼関係が築かれると、子どもは自然と周囲の期待に応えたいという気持ちを持ちやすくなり、結果的に課題への取り組みが前向きになります。「できない」「また指摘された」という気持ちから「やってみよう」という意識の変化が生まれやすいです。

結論

心の余裕を持てる環境を整備し、自己肯定感を高めることは、療育の基盤として非常に重要です。環境が整えば、子どもたちは特性にとらわれすぎず、その子本来の力を発揮することができます。また、心の余裕が生まれることで、より柔軟に集団生活に対応できるようになり、成長の効率が高まるのではないかと思います。

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