🌿 みなさま、こんにちは
児童発達支援 フォレストキッズこどもの国教室 です🌱
みなさまはお子様の発達を促す「早期介入」についてどれ程ご存知でしょうか。特に、自閉スペクトラム症(ASD)や特性のあるお子さまにとって、適切なサポートを幼少期から受けることは、その後の成長や社会生活に大きく影響する ことが研究でも明らかになっています。
今回は、ASDのお子さまの発達をサポートする科学的根拠のある支援法、「ESDM(Early Start Denver Model)」についてお話しします🌟
🎈 ESDMとは?
ESDM(アーリー・スタート・デンバー・モデル) は、1〜5歳のASD児向けの発達支援プログラム です。
「遊びながら学ぶ」をコンセプトにしており、お子さまが自然なやりとりの中で、社会性・コミュニケーション能力・認知能力を伸ばす ことを目指します。
🔍 なぜ“早期”の関わりが重要なの?
脳の発達は、幼児期に最も活発 であり、この時期に適切な支援を行うことで、その後の発達の基盤を作ることができる と言われています。特に、ASDの特性があるお子さまは、社会的なやりとりを自然に学ぶことが難しい ため、できるだけ早い段階で楽しく効果的な関わりを増やすことが大切 です💡
ESDMは、脳の発達が柔軟な幼児期に、遊びや日常のやりとりを通じて学びを促す ための方法として、世界的に広まっています🌍
🧩 ESDMの特徴
✅ 遊びながら発達を促す 🎠
➡️ お子さまの興味を引き出しながら、楽しく学べる環境を作ります。
✅ 日常のやりとりの中でスキルを育てる 🏡
➡️ おもちゃや絵本、身近な場面を活用して、社会性や言葉の発達をサポート。
✅ 個々の発達レベルに合わせた支援 🎨
➡️ それぞれの成長に合わせた目標を設定し、一歩ずつステップアップ。
✅ 家でも実践しやすい 🌿
➡️ 特別な教材は不要! いつもの遊びの中で、無理なく取り入れられます。
🏡 ESDMの具体的な支援方法
🔹 共同注意を育てる👀
➡️ 「一緒に見る・楽しむ」経験を増やす ことで、相手との関わりを自然に学べるようにします。
💡 例:「おもちゃの車を転がして、一緒に『ビューン!』と言って楽しむ」
🔹 言葉やジェスチャーのやりとりを増やす🗣️
➡️ 指さし・視線・身振り を活用し、コミュニケーションの機会を増やします。
💡 例:「ボールを渡しながら『どうぞ!』と言う→お子さまが受け取る→『ありがとう!』と返す」
🔹 社会的スキルを遊びの中で学ぶ🎭
➡️ 順番を待つ・相手の表情を読む など、日常で役立つスキルを遊びながら身につけます。
💡 例:「おままごとで『お料理をつくる→お友だちに食べてもらう』など役割を交代しながら遊ぶ」
🔹 成功体験を積み重ねて自己肯定感UP💖
➡️ 小さな成功をたくさん褒めて、「できた!」の喜びを増やします。
💡 例:「スプーンを使えたら『すごいね!』と褒める→『またやってみよう!』と意欲につなげる」
まとめ
ESDMは、お子さまが楽しく学びながら発達を促す ことができる方法です。
「お友だちとの関わりが難しい…」「言葉の発達がゆっくり…」などの不安を感じる保護者さまにも、無理なく日常に取り入れられる支援法 です。
お子さまの「できた!」を増やし、楽しい経験を通して成長をサポートする ことが、発達の大きなカギになります。
発達の早期介入「ESDM」とは??
教室の毎日
25/02/19 15:24
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