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特性ある子に「頑張れ」は本当にNG??

教室の毎日
こんにちは。横浜市青葉区にあるフォレストキッズこどもの国教室の木山です。

今回も前回に引き続き、子育てでよく言われている事は本当に大事なのかという観点でお話していこうと思います。

▪️「頑張れ」という言葉

「頑張れ」は言わない方が良いという考え方は、一般的になってきており、様々な教育本などでもそのように紹介されていますね。

しかし、そもそも頑張れる子は「頑張れ」と言わなくても頑張れますし、頑張れない子に「頑張れ」と言ってもほとんどの場合は逆効果なことが多です。そのため、頑張れという声掛けがいいのか悪いのかよりも、なんで頑張れないのか(どの特性が原因なのか)を見極めてあげることが1番大切です。

そこで今回は、ADHD、ASD傾向別に特性に着目して「頑張れ」るようになる関わり方のお話をしていきます。

▪️「頑張れ」るようになる関わり方 ADHD傾向の場合

ADHD傾向の子の特性のポイントとしては以下が挙げられます。

気が散りやすく、長時間集中するのが苦手。

「やらなきゃいけない」と分かっていても、実行に移すのが難しい。

短期的な成功体験がモチベーションにつながる。

これらのポイントを踏まえると、ADHDの傾向の子には、短期的な達成感を感じられる声かけが効果的です。

「ちょっとだけやってみよう!」

 →ハードルを低くする

「これができたね!次はこれをやってみよう!」

 →ステップを細かくする

「あと〇分だけやってみる?」

→時間制限を設けることで取り組みやすくする

▪️「頑張れ」るようになる関わり方 ASD傾向の場合

続いては、ASD傾向の子の特性のポイントですが、以下が挙げられます。

言葉をそのままの意味で受け取りやすい(文脈を読むのが苦手)。

曖昧な指示の理解が難しい。

過去の経験や完璧主義のような特性から「失敗したらダメ」と思い込みやすい。

これらのポイントを踏まえると、ASD傾向の子には、曖昧な表現を避け、具体的にどうすればいいのかを示す言葉が効果的です。

「ここまでできたね!この調子でいこう!」

 →進捗を認めつつ励ます

「ゆっくりで大丈夫だよ、一緒にやろう」

 →安心感を与える

「この部分はうまくできてるよ!」

 →具体的に良い点を伝える

▪️まとめ

ADHD、ASD傾向の子どもが「頑張れ」るように関わるには、

・ADHD傾向の子には、短期的な成功体験を積ませる言葉を使う。・ASD傾向の子には、曖昧な表現を避け、具体的に励ます

どちらの場合も具体的な行動や成果を認めつつ、安心感を与える声かけをすると、子どもが前向きに取り組みやすくなります。
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