【「待ってね」が、難しい】
「貸して」と、自分から言うことはできる。でも、「待ってね」「あとでね」と言われると、怒ったり、手が出たりしてしまう。
そんなお子さんがいました。言葉で要求は伝えられても、その後の対応が難しい状況だったのです。
「貸してって言えてるのに、どうして」と感じるかもしれません。でも、kids iが見立てた課題は、もう少し先にありました。
期待が崩れた、その瞬間
私たちは、「待つこと」や、思い通りにならない状況を受け止めることに、難しさがあると考えました。
「貸して」と言えば、すぐ貸してもらえる——その期待が崩れたときの、気持ちの整理が課題だったのです。
要求を言葉で伝えられるのは、すでに大きな力です。次のステップは、その要求がすぐに通らなかったとき。「今すぐじゃない」という現実を、どう受け止めるか。ここを一緒に育てていくことにしました。
「待つ」を、目に見える形で
kids iでは、こんなふうに関わりました。
「いつなら貸してもらえるか」を交渉する練習をしました。ただ我慢させるのではなく、「いつになったらいい?」と見通しを持てるようにします。
タイマーや時計を使って、「待つ時間」を目に見える形にしました。あとどれくらい待てばいいのか。それがわかると、待つことがぐっと楽になります。
少しずつ、待つ経験を積み重ねました。最初は短い時間から。そして、待てたときには、丁寧に認めて、成功体験にしていきました。「待てたね」という実感が、次の「待てる」につながります。
「まぁいっか」が言えた
関わりを重ねるうちに、変化が見られました。
今では、「長い針が6になったら貸して」と、自分から交渉したり、「まぁいっか」と気持ちを切り替えたりする姿が見られるようになっています。
その子なりの、感情の整え方を身につけてきたのです。
「我慢しなさい」と求めるのではなく、待ち方を一緒に見つける。すると、思い通りにならない場面でも、自分で立て直せるようになっていきます。
「貸して」と、自分から言うことはできる。でも、「待ってね」「あとでね」と言われると、怒ったり、手が出たりしてしまう。
そんなお子さんがいました。言葉で要求は伝えられても、その後の対応が難しい状況だったのです。
「貸してって言えてるのに、どうして」と感じるかもしれません。でも、kids iが見立てた課題は、もう少し先にありました。
期待が崩れた、その瞬間
私たちは、「待つこと」や、思い通りにならない状況を受け止めることに、難しさがあると考えました。
「貸して」と言えば、すぐ貸してもらえる——その期待が崩れたときの、気持ちの整理が課題だったのです。
要求を言葉で伝えられるのは、すでに大きな力です。次のステップは、その要求がすぐに通らなかったとき。「今すぐじゃない」という現実を、どう受け止めるか。ここを一緒に育てていくことにしました。
「待つ」を、目に見える形で
kids iでは、こんなふうに関わりました。
「いつなら貸してもらえるか」を交渉する練習をしました。ただ我慢させるのではなく、「いつになったらいい?」と見通しを持てるようにします。
タイマーや時計を使って、「待つ時間」を目に見える形にしました。あとどれくらい待てばいいのか。それがわかると、待つことがぐっと楽になります。
少しずつ、待つ経験を積み重ねました。最初は短い時間から。そして、待てたときには、丁寧に認めて、成功体験にしていきました。「待てたね」という実感が、次の「待てる」につながります。
「まぁいっか」が言えた
関わりを重ねるうちに、変化が見られました。
今では、「長い針が6になったら貸して」と、自分から交渉したり、「まぁいっか」と気持ちを切り替えたりする姿が見られるようになっています。
その子なりの、感情の整え方を身につけてきたのです。
「我慢しなさい」と求めるのではなく、待ち方を一緒に見つける。すると、思い通りにならない場面でも、自分で立て直せるようになっていきます。