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kids i ごじょう|気持ちと人との関わりを育てる児発【太宰府・送迎可・空きあり】のブログ一覧

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(61件)

安心が先、挑戦はその次

「もっと自信を持ってほしい」「いろんなことに挑戦できる子になってほしい」 保護者さまから、よくお聞きする願いです。 では、子どもはどんなときに新しいことへ踏み出せるのでしょうか。 私たちは、その出発点は「安心」だと考えています。 少し想像してみてください。 知らない場所で、頼れる人が誰もいない。失敗したら責められるかもしれない。そんな状況で、人は新しいことに挑戦できるでしょうか。きっと、身を固くして守りに入りますよね。 子どもも同じです。 「困ったときは助けてもらえる」「失敗しても大丈夫」「自分は大切にされている」——そんな安心の感覚があってはじめて、子どもは外の世界へ一歩を踏み出せます。 心理学では、この安心の感覚を「よりどころ(内的作業モデル)」と呼びます。人や世界を信じられるかどうかの、こころの土台です。 kids iが、いきなりスキルの練習から入らない理由が、ここにあります。 まずは、安心できる大人との関係づくり。「この人は、自分の気持ちを分かってくれる」という体験を、丁寧に積み重ねます。 具体的には、こんな場面を大切にしています。 ・登所したとき、笑顔で迎える ・気持ちが崩れたとき、否定せずに受け止める ・「できた!」を一緒に喜ぶ ・困っていたら、SOSを出せたことをまず認める 地味に見えるかもしれません。でも、この安心の土台があるからこそ、その先の「挑戦」や「お友だちとの関わり」が育っていきます。 安心 → 挑戦 → つながり。 お子さまの育ちは、この順番で進んでいきます。焦らず、土台から。 それがkids iの関わり方です。

kids i ごじょう|気持ちと人との関わりを育てる児発【太宰府・送迎可・空きあり】/安心が先、挑戦はその次
日々のサポート
26/06/12 18:26 公開

「直す」のではなく、「育てる」

子育てや療育の中で、「すぐ怒る」「お友だちを叩いてしまう」「集団に入れない」といった行動に、頭を悩ませることはありませんか。 こうした行動を前にすると、私たち大人はつい「やめさせなきゃ」「直さなきゃ」と考えます。注意する、ルールを決める、できたら褒める——もちろん、それで落ち着くこともあります。 でも、叱っても叱っても同じことが繰り返される。そんなとき、kids iでは少し立ち止まって、こう考えます。 「この行動の"奥"で、この子の中に何が起きていたんだろう?」 たとえば、お友だちを叩いてしまった子がいたとします。表に見えるのは「叩いた」という行動です。 でもその裏には、 ・おもちゃを取られて、悲しかった・悔しかった(感情) ・「わざと取られた」と感じた(出来事の受け取り方) ・でも、その気持ちをうまく言葉にできなかった(伝える力) ・落ち着く方法を、まだ持っていなかった(整える力) ——こんなプロセスが隠れているかもしれません。 行動は、結果です。 そして同時に、その子からの「サイン」でもあります。「今、こんなことで困っているよ」という、内側からのメッセージです。 だから私たちは、行動そのものを抑え込むのではなく、その背景にある「気持ち」や「受け取り方」「人との関わり方」に目を向けます。背景が変われば、行動は自然と変わっていく。そう考えているからです。 「直す」のではなく、「育てる」。 kids iが大切にしている、いちばんの土台となる考え方です。 お子さまの行動に困ったとき、「どうしてだろう?」と一緒に考えてみませんか。 その"なぜ"の中に、きっと支援のヒントがあります。

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日々のサポート
26/06/08 14:02 公開

「最近怒りっぽい…それ、6月の疲れかもしれません」

4月・5月は頑張れたのに…6月に急に崩れる理由 「最近、急に怒りっぽくなった」 「朝の支度が進まなくなった」 「園や学校には行けているのに、家で荒れることが増えた」 このようなご相談を6月頃によくいただきます。 保護者の方からすると、 「新年度は順調だったのに、どうして急に?」 と不安になることも少なくありません。 ですが、実は6月は子どもたちが疲れを見せやすい時期でもあります。 4月は新しい環境に適応しようと、子どもたちなりにたくさんのエネルギーを使っています。 新しい先生、新しい友達、新しい教室、新しいルール。 大人が思っている以上に、子どもたちは毎日頑張っています。 特に発達に特性のあるお子さまの場合、 ・周囲の様子を常に気にしている ・失敗しないように気を張っている ・分からないことを我慢している など、見えない努力を積み重ねていることがあります。 そして5月までは緊張感で頑張れていたものの、6月頃になると少しずつ疲れが表面に出てきます。 その結果、 ・癇癪が増える ・イライラしやすくなる ・登園や登校を嫌がる ・家で甘えが強くなる ・何でも「嫌」と言うようになる といった様子が見られることがあります。 こうした姿を見ると、「わがままになったのかな?」と感じることもあるかもしれません。 ですが、その背景には「頑張り続けて疲れている」という状態が隠れていることも少なくありません。 そんな時は、 「どうしてできないの?」 ではなく、 「最近たくさん頑張っていたもんね」 という視点で関わってみることも大切です。 疲れた時に安心して休める場所があること。 失敗しても受け止めてもらえること。 それは子どもたちにとって大きな力になります。 もし6月になってお子さまの様子が少し変わってきたと感じたら、「困らせようとしている」のではなく、「疲れが出ているサインかもしれない」という視点も持ってみてください。 子どもたちは今日も、それぞれのペースで頑張っています。

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日々のサポート
26/06/05 18:03 公開

休み明けに「できていたことができない」理由

―発達が後退したように見えるときに知ってほしいこと― ① 生活リズムが一度リセットされている 冬休み中は、 起きる時間が遅くなる 食事の時間がずれる 外出や刺激が増える といった変化が起こりやすくなります。 これは悪いことではありませんが、 脳や体は「通常モード」に戻るまで時間が必要です。 戻りきらないうちに集団生活が再開すると、 「できていたことができない」ように見えてしまいます。 ② 自律神経が切り替わっていない 寒暖差、日照時間の減少、睡眠の質の低下。 1月は自律神経が最も乱れやすい時期です。 自律神経が不安定になると、 集中力が続かない 感情の切り替えが難しい 我慢が効きにくい といった状態が起きやすくなります。 これは意思の問題ではなく、体の反応です。 ③ 脳が「頑張りモード」に戻れていない 休み中は 👉 刺激が少なく、安心できる環境 👉 自分のペースで過ごせる時間 が増えます。 そこから一気に 「集団」「指示」「時間」「ルール」 が戻ることで、脳の負荷が急上昇します。 その結果、一時的にパフォーマンスが下がることは自然なことです。 【こんなサインが出ていたら“調整期間”の合図】 休み明けによく見られるサインには、次のようなものがあります。 朝の準備が進まない ぼーっとしている時間が増えた 些細なことで癇癪が出る 甘えが強くなった 「行きたくない」が増えた 夜の寝つきが悪い これらは ❌ 甘え ❌ わがまま ではなく、 「まだ切り替え途中ですよ」というサインです。 今日からできる関わり方(大事なのは“戻す”より“整える”) ① できていないことを指摘しすぎない 「前はできてたでしょ」は、 本人の不安を強めてしまうことがあります。 今は 👉 “できない自分”を責めやすい時期。 まずは安心を優先しましょう。 ② 生活リズムは“少しずつ”戻す 一気に戻そうとせず、 起床時間を10〜15分ずつ早める 夜の刺激を少し減らす など、段階的な調整が効果的です。 ③ 「頑張ってるね」を言葉にする 行動がうまくいかない時ほど、 行こうとしている 準備しようとしている その“途中の努力”を拾ってあげることで、 回復は早くなります。 ④ 今は「整える時期」だと捉える 1月は 👉 成長を積み上げる時期 ではなく、 👉 土台を整える時期。 ここで無理をさせないことが、 2月・3月の安定につながります。 「後戻り」に見える時期は、実は成長の前段階 発達は一直線ではありません。 進む → 立ち止まる → 戻ったように見える → また進む この繰り返しです。 休み明けに揺れるのは、 それだけ環境を理解し、適応しようとしている証拠。 今は「できていない」ように見えても、 整えば、また戻ってきます。 最後に 1月は、 保護者も子どもも不安になりやすい時期です。 でも大丈夫。 今起きている変化は、多くの子に見られるものです。 「一人で抱えなくていい」 「相談していい」 そう思える場所があるだけで、 親子ともにずっと楽になります。

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26/01/06 08:51 公開

新学期の登園しぶり

【再発の背景と今日からできる支援】 冬休み明けや長期休暇のあとに増える相談の一つが“登園しぶり”。 「朝から泣いて行きたがらない」「着替えが進まない」「車に乗らない」など、新年度だけでなく、学期の切り替わりのタイミングでもよく見られる姿です。 これは特別な問題ではなく、環境の変化に適応するために起こる自然な反応です。 今回は、登園しぶりが再発する理由と、家庭や園でできる支援をまとめます。 1. なぜ新学期に“登園しぶり”が再発するのか? ① 生活リズムの乱れが影響 冬休み中の夜更かし・朝寝坊・食事時間のバラつきは、子どもの自律神経を乱し、結果として“行きたくない”という形で現れます。 ② 生活環境のギャップが大きい 休み中は保護者と過ごす安心感のある環境。対して園は“集団・切り替え・指示”が必要。このギャップが子どもにとって大きな負担になります。 ③ 不安や緊張を“行きしぶり”として表現 言葉で不安をうまく説明できない子は、泣く・固まる・動かない形で気持ちを示すことがあります。 2. 登園しぶりに見られやすいサイン - 着替えが進まない - 朝の支度で癇癪が増える - 「行きたくない」の訴え - 玄関から動かない - 園で泣く/抱っこから離れない - 夜泣きや寝つきの悪さが増える 3. 家庭でできる支援 ① 支度を“極限まで簡単にする” 選択肢を減らし「今日はこれを着るよ」と明確にすることで負担を軽減します。 ② 登園までの流れを3ステップ化 「着替える → ごはん → 出発」など、見通しを短く示すと安心しやすくなります。 ③ 気持ちの代弁が絶大に効く 「行きたくない気持ち、わかるよ。でも行ったら先生が待ってるよ。」 と“気持ちを理解している”ことを伝えるのが最初の一歩です。 ④ 成功体験を必ず言葉にする ・玄関に立てた ・泣きながらでも車に乗れた ・保育室に入れた これらの小さな成功がメンタルの安定につながります。 4. 園でできる支援(kids i の取り組み) ・最初の1週間は“ゆっくり慣らし”を意識 ・いつもより簡単なルーティンで成功体験を積む ・安心できる大人が近くで見守る ・不安が強い子には“先に見通し”を渡す(写真・スケジュール) ・気持ちの代弁を行い、言葉の負担を減らす 5. まとめ:登園しぶりは“成長の一部” 登園しぶりは、子どもが新しい環境に再適応しようとしている証拠です。焦らず、できている姿を丁寧に拾いながら、家庭と園で協力して支えていくことが大切です。 気になるときは、いつでもkids iにご相談ください。

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26/01/05 14:56 公開
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