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kids i ごじょう|気持ちと人との関わりを育てる児発【太宰府・送迎可・空きあり】のブログ一覧

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(71件)
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「ひとりでできる」より、「助けて」が言える

「お友だちとうまく遊べない」「トラブルばかりで心配」「輪に入っていけない」。 人との関わりは、保護者さまからのご相談でいちばん多いテーマです。 こうしたとき、私たち大人はつい「ごめんねって言おう」「貸してって言おう」と、正しい言い方を教えたくなります。もちろん、それが役に立つ場面もあります。 でも、言い方を覚えれば関われるようになるかというと、そう単純ではありません。 人と関わる力は、いくつもの力が重なってできています。 ・相手の様子や表情に気づく ・自分の気持ちを、相手に伝える ・困ったときに「助けて」と言える ・うまくいかなかったとき、もう一度やり直す どこでつまずいているかは、子どもによって違います。 だから「ごめんねの言い方」だけを練習しても、その子の困りごとには届かないことがあるのです。 そのなかで、kids iがいちばん大切にしているのは「助けて」が言えることです。 ひとりでできることを増やすのは、たしかに大事です。 でも人は誰でも、ひとりではどうにもならない場面に出会います。そのときに「手伝って」「わからない」と言えるかどうかは、この先ずっと、その子を支える力になります。 だから私たちは、こんな場面を大切にしています。 ・「できない」と言えたことを、まず認める ・子ども同士のやりとりに、すぐ答えを出さない ・仲直りの場面に大人が入りすぎず、まず見守る ・うまくいかなかった経験を、責めずに一緒に振り返る トラブルは、なくすべきものではなく、学ぶ機会でもあります。 安心できる場所で、失敗しても大丈夫という前提があるからこそ、子どもは人との関わりを何度でも試すことができます。 ひとりでできる子に育てるのではなく、人とつながれる子に育っていく。 安心 → 挑戦 → つながり。kids iが見ているのは、その先にいる「困ったときに人を頼れる大人」の姿です。

kids i ごじょう|気持ちと人との関わりを育てる児発【太宰府・送迎可・空きあり】/「ひとりでできる」より、「助けて」が言える
日々のサポート
26/09/09 17:26 公開

「待つ」を、少しずつ

【「待ってね」が、難しい】 「貸して」と、自分から言うことはできる。でも、「待ってね」「あとでね」と言われると、怒ったり、手が出たりしてしまう。 そんなお子さんがいました。言葉で要求は伝えられても、その後の対応が難しい状況だったのです。 「貸してって言えてるのに、どうして」と感じるかもしれません。でも、kids iが見立てた課題は、もう少し先にありました。 期待が崩れた、その瞬間 私たちは、「待つこと」や、思い通りにならない状況を受け止めることに、難しさがあると考えました。 「貸して」と言えば、すぐ貸してもらえる——その期待が崩れたときの、気持ちの整理が課題だったのです。 要求を言葉で伝えられるのは、すでに大きな力です。次のステップは、その要求がすぐに通らなかったとき。「今すぐじゃない」という現実を、どう受け止めるか。ここを一緒に育てていくことにしました。 「待つ」を、目に見える形で kids iでは、こんなふうに関わりました。 「いつなら貸してもらえるか」を交渉する練習をしました。ただ我慢させるのではなく、「いつになったらいい?」と見通しを持てるようにします。 タイマーや時計を使って、「待つ時間」を目に見える形にしました。あとどれくらい待てばいいのか。それがわかると、待つことがぐっと楽になります。 少しずつ、待つ経験を積み重ねました。最初は短い時間から。そして、待てたときには、丁寧に認めて、成功体験にしていきました。「待てたね」という実感が、次の「待てる」につながります。 「まぁいっか」が言えた 関わりを重ねるうちに、変化が見られました。 今では、「長い針が6になったら貸して」と、自分から交渉したり、「まぁいっか」と気持ちを切り替えたりする姿が見られるようになっています。 その子なりの、感情の整え方を身につけてきたのです。 「我慢しなさい」と求めるのではなく、待ち方を一緒に見つける。すると、思い通りにならない場面でも、自分で立て直せるようになっていきます。

kids i ごじょう|気持ちと人との関わりを育てる児発【太宰府・送迎可・空きあり】/「待つ」を、少しずつ
日々のサポート
26/07/29 11:27 公開

「嫌だ」を、身体ではなく言葉で

【近づかれると、声が出てしまう】 自分が遊んでいる場所に、友だちが近づいてきたり、遊びに加わろうとしたりすると、大きな声を出したり、その場を離れたりしてしまう。 そんなお子さんがいました。集団の中での過ごし方に、大きな難しさを抱えていたのです。 友だちを押しのけるような姿を見ると、つい「仲良くしようね」と言いたくなります。でも、kids iが見たのは、その行動の奥にあるものでした。 「嫌だ」と言えないから、身体で反応する 私たちは、その背景に、人との距離感のつかみにくさと、自分の気持ちを言葉で表現する経験の不足があると考えました。 「嫌だ」と言葉で言えないから、身体で反応してしまっている。 近づかれて嫌だった、自分の遊びを邪魔されたくなかった。その気持ち自体は、自然なものです。問題は、それを伝える手段が、まだ「声を出す」「離れる」しかなかったこと。 だとすれば、必要なのは「やめさせる」ことではなく、気持ちを伝える別の方法を、一緒に育てることです。 言葉で伝える練習を、安心の中で kids iでは、こんなふうに関わりました。 まず、気持ちを職員が言葉で代弁しました。「近くに来てびっくりしたね」「今は一人で遊びたかったんだね」。自分の気持ちに言葉がつく経験を重ねます。 おもちゃや道具を介した「一緒に遊ぶ」経験を積みました。人と関わることは、嫌なことばかりじゃない。一緒だと楽しい、という経験も大切です。 少人数の小さな集団活動の中で、練習を重ねました。そして、職員が仲立ちをしながら、友だちと対話する場を設けていきました。 「入らないで」と、言葉で 関わりを重ねるうちに、変化が見られました。 少しずつ、自分から友だちに関わりにいく姿が見られるようになりました。そして今では、「入らないで」と、自分の気持ちを言葉で伝えられる場面が増えています。 身体で反応するのではなく、言葉で関係を調整できるようになってきたのです。 「やめなさい」と止めるのではなく、伝える言葉を育てる。すると、その子は、人との関わりを自分でコントロールできるようになっていきます。

kids i ごじょう|気持ちと人との関わりを育てる児発【太宰府・送迎可・空きあり】/「嫌だ」を、身体ではなく言葉で
日々のサポート
26/07/27 13:05 公開

「怒っている」のではなく、「困っている」

【思い通りにいかないと、崩れてしまう】 自分の予想や見通しの通りに進まないと、大きな声を出したり、活動に入れなくなったりする。特に、急な予定変更や、想定外の出来事に、強く反応してしまう。 そんなお子さんがいました。 大きな声を出している姿を見ると、「怒っている」「わがままを言っている」と捉えたくなるかもしれません。でも、kids iの見立ては、少し違いました。 「どうしたらいいかわからない」という混乱 私たちは、その行動の背景に、予定変更への不安や、予想外の出来事への戸惑いがあると考えました。 つまり、「怒っている」のではなく、「どうしたらいいかわからない」という混乱の状態。 見通しが立たないことは、その子にとって、足元が崩れるような不安なのです。怒っているように見える表情の奥に、本当はとても困っている気持ちがある。そう捉えると、関わり方が変わってきます。 叱って行動を止めるのではなく、その混乱を、一緒に整理していく。それが、kids iの選んだ道でした。 見通しを、目に見える形に kids iでは、こんなふうに関わりました。 活動の見通しを、目で見てわかる形で共有しました。「次はこれ、その次はこれ」と、先が見えると、不安はぐっと小さくなります。 予定が変わるときは、事前に丁寧に説明しました。急に変わるのではなく、心の準備ができるように。 高ぶった気持ちは、職員が言葉にして代弁しました。「びっくりしたね」「そうなると思ってなかったよね」。自分の気持ちに言葉がつくと、子どもは少しずつ落ち着いていけます。 そして、「こういう考え方もあるかもね」と、別の見方を一緒に探す経験を重ねました。 「そういうこともあるね」 関わりを重ねるうちに、変化が見られました。 今では、自分の見立て通りにいかない場面でも、「そういうこともあるね」と受け止めたり、自分から別の方法を考えたりする姿が見られるようになっています。 予想外のことが起きても、すぐには崩れない。柔軟に対応する力が、育ってきています。 混乱を「叱る」のではなく、「一緒に整理する」。その積み重ねが、その子の中に、しなやかさを育てていきます。

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日々のサポート
26/07/26 18:24 公開

言葉より先に、「人といて楽しい」を

【自分の世界の中で】 一人遊びが多くて、職員や他の子どもとの関わりは、ほとんど見られない。自分の世界に集中して過ごし、まわりの人を意識する場面が、あまりない。 そんなお子さんがいました。発語も、ほとんど見られませんでした。 言葉が出ないと、つい「どうやって話せるようにしようか」と考えたくなります。でも、kids iが大切にしたのは、その前にある、もっと根っこの部分でした。 言葉は、関係の中から育つ 私たちは、「発語を促すこと」よりも先に、必要なことがあると考えました。 それは、「人と関わることが楽しい」と感じられる経験を積むこと。 言葉は、ただの音やルールではありません。人と気持ちを通わせたい、伝えたい——そういう思いがあるから育っていくものです。言葉は、人との関係の中から芽生えてくる。この視点を、何より大切にしました。 だから、まず育てるのは「言葉」ではなく、「関係そのもの」。人といることが心地いい、楽しい。そう感じられる経験を、たくさん重ねていくことから始めました。 好きな遊びの中へ、一緒に kids iでは、こんなふうに関わりました。 本人が好きな遊びに、職員が一緒に入っていきました。こちらのペースに合わせさせるのではなく、その子の世界にお邪魔させてもらう感覚です。 大人の動きをまねる、模倣遊びをしました。まねっこは、相手を意識する第一歩。「あの人がやっていることを、自分もやってみる」——そこに、人とのつながりの芽があります。 物やおもちゃを介して、やり取りをする遊びを重ねました。直接のやり取りが難しくても、間にモノがあると、関わりやすくなります。 そして、同じものを一緒に見る「共同注視」を、丁寧に促していきました。 「見て」「あ、ほんとだ」——この、気持ちを共有する経験が、コミュニケーションの土台になります。 コミュニケーションの芽が、育つ 関わりを重ねるうちに、変化が見られました。 職員とのやり取りが、少しずつ増えていきました。人を意識して目を向けたり、自分から近づいたりする姿が見られるようになったのです。 今では、発声や言葉も少しずつ現れ始めています。コミュニケーションの芽が、しっかりと育っています。 言葉を「教える」のではなく、人といる楽しさを「育てる」。その先に、言葉は自然とついてきます。

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26/07/18 12:52 公開
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