こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐


発達障害の子に言ってはいけない言葉

「勝手にして」が子どもに与える影響

発達障害のある子どもは、
言葉をそのまま・強く・深く受け取る特性があります。

大人にとっては軽い一言でも、
子どもの心には長く残ってしまうことがあります。

今回は、特に注意したい言葉と、
代わりに使いたい伝え方を紹介します。

【言ってはいけない言葉】

①「勝手にして」

大人の気持ち
「もう手が回らない」「今は関われない」

子どもの受け取り方
• 見捨てられた
• どうしたらいいかわからない
• もう聞いてもらえない

発達障害の子は
自分で判断する力
状況を整理する力

がまだ弱いことが多いため、
「自由にしていい」ではなく『放り出された』と感じやすいのです。

💡 代わりの言葉
• 「今は先生〇分だけ待ってほしいな」
• 「これとこれ、どっちにする？」
• 「あとで一緒に決めよう」←あとでは微妙な気もするけど

②「なんでそんなこともできないの？」

これは
子ども自身を否定されたと感じさせやすい言葉です。

発達障害の子は
「できない＝怠けている」ではなく
脳の特性として難しいことが多いです。

💡代わりの言葉
• 「ここが難しいんだね」
• 「一緒に小さく分けてみよう」
• 「前はここまでできたよね」

③「ちゃんとしなさい」

「ちゃんと」は
とてもあいまいな言葉です。←ちゃんとてなに

発達障害の子は
• 何を
• どこまで
• どうすれば

が分からず、混乱してしまいます。

💡代わりの言葉
• 「椅子に座って、足は床につけよう」
• 「今はノートに〇を書こう」
• 「まず1分だけやってみよう」

④「もう知らない」

大人の
「限界」「疲れた」という気持ちが出た言葉でも、
子どもには

「もう愛されていない」
「失敗したら終わり」

と伝わってしまうことがあります。

💡 代わりの言葉
• 「先生も今ちょっとしんどい」
• 「少し休んでからまた話そう」
• 「一人じゃないよ」

🍀一つの考え方🍀

発達障害の子に必要なのは
厳しい言葉でも、放任でもなく

「わかりやすさ」
「安心できる言葉」
「選べる余地」

です。

言葉を変えることは、
甘やかすことではありません。

その子が
理解でき
行動でき
自信を失わずにすむための支援です。

保護者・支援者の方へ

毎日、完璧でいる必要はありません。
イライラしてしまう日もあります。

それでも
「勝手にして」と言いそうになったら

「どう伝えたら、この子は安心するかな？」

と一瞬立ち止まってもらえたら十分です。それではまた