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叱られると……

こんにちは(^^♪『かみか企画』です⭐


発達障害の子が「叱られる」とき

脳の中では何が起きているの?

「ちゃんと説明したのに、全然伝わっていない気がする」
「注意すると、固まる・泣く・怒る」

発達障害のある子を叱ったとき、
こんな経験はありませんか?

実はそのとき、
子どもの脳内では
大人が想像しているのとは全く違うことが起きています。

大人が思っている「叱る」💢のイメージ

大人はついこう考えがちです。
• 話を聞く
• 内容を理解する
• 反省する
• 次に活かす

でも発達障害の子の場合、
叱られた瞬間に
この流れが止まってしまうことがあります。

叱られた瞬間、脳内で起きること

① 危険アラームが鳴る

叱られた瞬間、脳はまず

「危険!攻撃されている!」

と判断します。

特に
• 声が大きい
• 表情が厳しい
• 急に言われる

この条件がそろうと、
思考より先に防衛反応が出ます。そりゃ怖いわな⚡

② 考える脳がオフになる

危険アラームが鳴ると、
• 考える
• 理解する
• 記憶する

こうした働きをする脳の部分が
一時的にシャットダウンされます。
「何が悪かったか考える」
どころではありません。


③ 反応だけが残る

その結果、起きやすい反応は
• 固まる
• 泣く
• 逆ギレする
• その場から逃げる

これは
わざと・反抗ではなく、

脳が生き残るために選んだ反応
なのです。


「反省していない」ように見える理由

叱ったあとに
ケロッとしているように見える子もいます。

でもこれは、
• 気にしていない
• 分かっていない

のではなく、

脳が処理しきれず、切り替えただけ

という場合が多いです。

実際には
あとから一人で思い出して
強く落ち込む子も少なくありません。

じゃあ、どう伝えたらいい?

① まず安全をつくる

いきなり注意せず、

「大丈夫だよ」
「怒ってるわけじゃないよ」

安心を先に伝える

② 短く・一つだけ
• 長い説明
• 過去の話
• 気持ち論

これらは避けて、

今の行動を一つだけ

「今は走らない」
「ここは静かにする」

③ 落ち着いてから振り返る

その場での反省は期待しません。←💡大切
• 落ち着いたあと
• 別のタイミングで
• 穏やかに

「さっきどうだった?」と
振り返りは後回しでOKです。むしろそれがいいかも

🍀てなことで🍀

発達障害の子にとって
「叱られる」という体験は、


学びの時間ではなく、危機の時間

になっていることがあります。

大切なのは
叱ることをやめることではなく、
• 安心を先に
• 情報は少なく
• タイミングを選ぶ

この工夫だけで、
脳に届く伝え方に変わります。
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