こんにちは。放課後等デイサービスこころんです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
毎日厳しい暑さが続いていますね。子どもたちの登下校の負担を思うと、保護者の皆様も熱中症対策など気がかりなことが多い季節かと思います。
今回は、そんな「夏の服装」にまつわる、こころんでのちょっとしたエピソードをご紹介します。
あるとても暑い日のこと。一人の利用者さんが、なんと長袖の服を着てこころんに来所されました。
額には汗がにじんでいたため、スタッフが驚いて「暑くないの!?」と声を掛けると、お子様は「うん、暑い」と正直に答えてくれました。
「暑いと分かっているのに、どうして長袖を着てきたの?」と不思議に思い、その理由を尋ねてみると……返ってきた答えは「なんとなく」でした。
大人の感覚からすると、「暑いなら半袖を着ればいいのに!」とつい口出ししたくなってしまう場面ですが、実はこの「なんとなく」、発達に特性を持つ子どもたちには非常に多い「あるある」な行動なのです。
子どもが季節に合わない服を着てしまう、あるいは気温に合わせた服選びが苦手な背景には、単なる「うっかり」ではなく、以下のような特性が関係していることが多くあります。
① ルーティンや感覚へのこだわり: 「いつも着ているお気に入りの服だから」「この長袖の肌触りが安心するから」といった理由で、気温よりも自分の安心感を優先しているケースです。
② 見通しを持つことの難しさ: 朝起きた時の涼しい室内の気温だけを感じ取り、「外に出たら暑くなる」という数時間先の状況を想像して服を選ぶのが苦手なケースです。
③ 自分の体の感覚(暑い・寒い)の受け取りにくさ: 実際に汗をだらだらとかくまでは、「暑い」という自分の体のサインに気づきにくい(感覚の鈍さがある)ケースです。
今回の「なんとなく」という言葉の裏には、「特に理由はないけれど、いつもの服を着てきちゃった」「家を出る時は暑いと思わなかった」といった、お子様なりの無意識の事情が隠れていたのだと思います。
こころんでは、こうした場面に遭遇した際、「なんで長袖を着てきたの!」と注意するのではなく、まずは「暑いね、お着替えしてスッキリしようか」と、涼しくて快適な状態を味わってもらうことから始めます。
その上で、少しずつ「自分で気温に合った服を選べる力」を育むため、次のようなステップでサポートを行っています。
☆視覚的に分かりやすく伝える: 「今日は30度以上あるから、赤いマーク(半袖)の日だね」と、数字やイラストを使って視覚的に気温と服の結びつきを伝えます。
☆体感を言葉にする練習: 「汗をかいてきたね、今は『暑い』っていう状態だよ」と、自分の体の感覚に気づき、言葉にする練習を重ねます。
☆選択肢を絞る: 自分で選ぶのが難しい場合は、「この半袖のAとB、どっちを着る?」と、あらかじめ季節に合った選択肢を用意して決めてもらいます。
毎朝の「服選びバトル」でお疲れの保護者様へ
「毎日毎日、暑いのに長袖を着たがって朝から喧嘩になってしまう」「季節の変わり目は服装の調整が本当に大変」……そんなお悩みを抱えている保護者様は、決して少なくありません。
毎朝の慌ただしい時間の中で、お子様に服を選ばせるのは本当にエネルギーのいることです。「どうしても着替えてくれない!」という時は、無理に朝の段階で着替えさせようとせず、こころんに半袖の着替えをお持ちいただくだけでも大丈夫です。
こころんという安心できる環境の中で、スタッフやお友達と一緒に「あ、今日は半袖のほうが気持ちいいな」という気づきを少しずつ増やしていきましょう。服装選びや生活習慣のことでお困りごとがございましたら、いつでもお気軽にスタッフまでご相談くださいね。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
毎日厳しい暑さが続いていますね。子どもたちの登下校の負担を思うと、保護者の皆様も熱中症対策など気がかりなことが多い季節かと思います。
今回は、そんな「夏の服装」にまつわる、こころんでのちょっとしたエピソードをご紹介します。
あるとても暑い日のこと。一人の利用者さんが、なんと長袖の服を着てこころんに来所されました。
額には汗がにじんでいたため、スタッフが驚いて「暑くないの!?」と声を掛けると、お子様は「うん、暑い」と正直に答えてくれました。
「暑いと分かっているのに、どうして長袖を着てきたの?」と不思議に思い、その理由を尋ねてみると……返ってきた答えは「なんとなく」でした。
大人の感覚からすると、「暑いなら半袖を着ればいいのに!」とつい口出ししたくなってしまう場面ですが、実はこの「なんとなく」、発達に特性を持つ子どもたちには非常に多い「あるある」な行動なのです。
子どもが季節に合わない服を着てしまう、あるいは気温に合わせた服選びが苦手な背景には、単なる「うっかり」ではなく、以下のような特性が関係していることが多くあります。
① ルーティンや感覚へのこだわり: 「いつも着ているお気に入りの服だから」「この長袖の肌触りが安心するから」といった理由で、気温よりも自分の安心感を優先しているケースです。
② 見通しを持つことの難しさ: 朝起きた時の涼しい室内の気温だけを感じ取り、「外に出たら暑くなる」という数時間先の状況を想像して服を選ぶのが苦手なケースです。
③ 自分の体の感覚(暑い・寒い)の受け取りにくさ: 実際に汗をだらだらとかくまでは、「暑い」という自分の体のサインに気づきにくい(感覚の鈍さがある)ケースです。
今回の「なんとなく」という言葉の裏には、「特に理由はないけれど、いつもの服を着てきちゃった」「家を出る時は暑いと思わなかった」といった、お子様なりの無意識の事情が隠れていたのだと思います。
こころんでは、こうした場面に遭遇した際、「なんで長袖を着てきたの!」と注意するのではなく、まずは「暑いね、お着替えしてスッキリしようか」と、涼しくて快適な状態を味わってもらうことから始めます。
その上で、少しずつ「自分で気温に合った服を選べる力」を育むため、次のようなステップでサポートを行っています。
☆視覚的に分かりやすく伝える: 「今日は30度以上あるから、赤いマーク(半袖)の日だね」と、数字やイラストを使って視覚的に気温と服の結びつきを伝えます。
☆体感を言葉にする練習: 「汗をかいてきたね、今は『暑い』っていう状態だよ」と、自分の体の感覚に気づき、言葉にする練習を重ねます。
☆選択肢を絞る: 自分で選ぶのが難しい場合は、「この半袖のAとB、どっちを着る?」と、あらかじめ季節に合った選択肢を用意して決めてもらいます。
毎朝の「服選びバトル」でお疲れの保護者様へ
「毎日毎日、暑いのに長袖を着たがって朝から喧嘩になってしまう」「季節の変わり目は服装の調整が本当に大変」……そんなお悩みを抱えている保護者様は、決して少なくありません。
毎朝の慌ただしい時間の中で、お子様に服を選ばせるのは本当にエネルギーのいることです。「どうしても着替えてくれない!」という時は、無理に朝の段階で着替えさせようとせず、こころんに半袖の着替えをお持ちいただくだけでも大丈夫です。
こころんという安心できる環境の中で、スタッフやお友達と一緒に「あ、今日は半袖のほうが気持ちいいな」という気づきを少しずつ増やしていきましょう。服装選びや生活習慣のことでお困りごとがございましたら、いつでもお気軽にスタッフまでご相談くださいね。