こんにちは。放課後等デイサービスこころんです。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
こころんには、大人顔負けの趣味や知識を持っているお子様がたくさんいます。
先日も、大のコーヒー好きという利用者さんと「あの豆の香りが~」と本格的な“コーヒー談義”で盛り上がっていました。
ブラックコーヒーを好んで飲む通な姿は、とっても大人びていて素敵です。
しかし、その雑談の流れで、別の利用者さんが「えー、コーヒーなんて苦くて飲めないよ!」とお話しした瞬間、様子が一変。
「えっ!?なんで!?美味しいのに!」「絶対おかしい!お前は間違ってる!」と猛反発してしまう場面がありました。
自分と異なる価値観や意見に出会ったとき、「自分と違う=間違い」と強い否定や拒絶を示してしまう姿は、発達に特性を持つお子様によく見られます。
療育の視点から見ると、こうした反発の背景には次のような特性が関係しています。
・白黒思考(二分法思考):
「正しいか・間違っているか」「好きか・嫌いか」の2択で物事を捉えやすく、「人それぞれ好みや考え方が違う」というグラデーションを受け止めるのが苦手です。
・他者視点(心の理論)の難しさ:
「自分が見ている世界(美味しい)」と「相手が見ている世界(苦い)」が異なることを想像し、立場を置き換えて考えることに難しさがあります。
・こだわりの強さと自己同一性:
自分の「好き」や「正しい」を否定されたように錯覚してしまい、防衛本能からとっさに相手を否定してしまうことがあります。
「そんなこと言わないの!」と頭ごなしに注意すると、子どもは自分の気持ちまで否定されたと感じてパニックになったり、心を閉ざしたりしてしまいます。
こころんでは、まず「〇〇くんはブラックコーヒーの美味しさが分かるんだよね」と本人の価値観をしっかり受け止めます。
その上で、
「〇〇くんが好きなものを好きな人はもちろんたくさんいるし、逆に苦手だなって感じる人も世の中にはいるんだよ」
「好きな食べ物や嫌いな食べ物が人それぞれあるみたいに、人によってたくさんの好みがあるでしょ?それでいいんだよ」
と、「違ってもいい」「違い=間違いではない」という考え方を優しく丁寧に伝えていきます。
ほかにも、「コーヒーの酸味と苦み、どちらが好きか」という本人にとって共感しやすい内容から、自分とは違う好みの味があることを想像させたり、自分と相手の考えを切り離して整理する練習を重ねることで、少しずつ「そういう考えもあるんだな」と受け流せる柔軟性を育んでいきます。
「自分と違う意見を受け入れられずお友達とぶつかってしまう」「こだわりが強くて言葉遣いが極端になりやすい」といったご不安がありましたら、ぜひお気軽にこころんへご相談ください。お子様のこだわりや「好き」を大切にしながら、社会の中で心地よく過ごせるコミュニケーションを一緒に育んでいきましょう。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
こころんには、大人顔負けの趣味や知識を持っているお子様がたくさんいます。
先日も、大のコーヒー好きという利用者さんと「あの豆の香りが~」と本格的な“コーヒー談義”で盛り上がっていました。
ブラックコーヒーを好んで飲む通な姿は、とっても大人びていて素敵です。
しかし、その雑談の流れで、別の利用者さんが「えー、コーヒーなんて苦くて飲めないよ!」とお話しした瞬間、様子が一変。
「えっ!?なんで!?美味しいのに!」「絶対おかしい!お前は間違ってる!」と猛反発してしまう場面がありました。
自分と異なる価値観や意見に出会ったとき、「自分と違う=間違い」と強い否定や拒絶を示してしまう姿は、発達に特性を持つお子様によく見られます。
療育の視点から見ると、こうした反発の背景には次のような特性が関係しています。
・白黒思考(二分法思考):
「正しいか・間違っているか」「好きか・嫌いか」の2択で物事を捉えやすく、「人それぞれ好みや考え方が違う」というグラデーションを受け止めるのが苦手です。
・他者視点(心の理論)の難しさ:
「自分が見ている世界(美味しい)」と「相手が見ている世界(苦い)」が異なることを想像し、立場を置き換えて考えることに難しさがあります。
・こだわりの強さと自己同一性:
自分の「好き」や「正しい」を否定されたように錯覚してしまい、防衛本能からとっさに相手を否定してしまうことがあります。
「そんなこと言わないの!」と頭ごなしに注意すると、子どもは自分の気持ちまで否定されたと感じてパニックになったり、心を閉ざしたりしてしまいます。
こころんでは、まず「〇〇くんはブラックコーヒーの美味しさが分かるんだよね」と本人の価値観をしっかり受け止めます。
その上で、
「〇〇くんが好きなものを好きな人はもちろんたくさんいるし、逆に苦手だなって感じる人も世の中にはいるんだよ」
「好きな食べ物や嫌いな食べ物が人それぞれあるみたいに、人によってたくさんの好みがあるでしょ?それでいいんだよ」
と、「違ってもいい」「違い=間違いではない」という考え方を優しく丁寧に伝えていきます。
ほかにも、「コーヒーの酸味と苦み、どちらが好きか」という本人にとって共感しやすい内容から、自分とは違う好みの味があることを想像させたり、自分と相手の考えを切り離して整理する練習を重ねることで、少しずつ「そういう考えもあるんだな」と受け流せる柔軟性を育んでいきます。
「自分と違う意見を受け入れられずお友達とぶつかってしまう」「こだわりが強くて言葉遣いが極端になりやすい」といったご不安がありましたら、ぜひお気軽にこころんへご相談ください。お子様のこだわりや「好き」を大切にしながら、社会の中で心地よく過ごせるコミュニケーションを一緒に育んでいきましょう。