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ピアノは「発達支援の味方」?療育における音楽のチカラとは

教室の毎日
ピアノは“ただの習い事”じゃない?
お子さんに人気の「ピアノ」。
音楽教室や家庭での習い事というイメージが強いですが、実は療育(発達支援)の場でも非常に有効なツールとして使われています。

音を鳴らすだけでも楽しいピアノですが、実はその一音一音が、感覚・運動・ことば・情緒・集中力など、発達に関わるさまざまな力を引き出してくれるのです。

ピアノが療育に有効な理由 3選🎹
① 感覚統合と微細運動の発達に
鍵盤を押す動作は、指先の繊細な動き(=微細運動)を促すのにぴったり。
さらに、高い音・低い音・速いリズム・ゆっくりなリズムなどを体感することで、視覚・聴覚・触覚などの感覚が連携し、感覚統合の力が育ちます。

これは、手先の不器用さや感覚過敏・鈍麻といった困りごとを抱えるお子さんにとって、とても大切な経験になります。

② 発語・言語発達のきっかけに
ピアノの音やリズムに合わせて声を出したり、歌を歌ったりすることで、発語のきっかけが自然に生まれます。
また、音をまねしたり交互に鳴らしたりする「音のやりとり」は、ことばを使う前の**“プレコミュニケーション”**の練習にもなります。

「ことばがまだ出ない」「会話のキャッチボールが苦手」といったお子さんにとって、ピアノは心地よい“やりとりの入口”になるかもしれません。

③ 情緒の安定と自己肯定感の向上に
自由に音を出すことで、感情の発散や自己表現ができるのも、ピアノの魅力です。
ことばではうまく表現できない「うれしい」「イヤ」「つかれた」といった気持ちを、音で表すことで、**子ども自身の“こころの整理”**にもつながります。

また、1音でも弾けた、1フレーズ覚えられたという体験が、「できた!」「がんばった!」という成功体験になり、自信を育ててくれます。

ピアノ=“弾けなくてもいい”のがポイント
「うちの子には難しそう…」「音楽が苦手だから」と思う方もいるかもしれません。
でも、ピアノのいいところは、1音鳴らすだけでも意味があること。

決して上手に弾く必要はありません。
まずは、ポンと音を鳴らしてみる。
そこから広がる世界が、子どもの発達をやさしく支えてくれるのです。

まとめ|音の力を、育ちに活かそう
ピアノは「ただの音楽」ではなく、「心と体、ことばを育てるツール」として大きな可能性を秘めています。

ぜひ、お子さんの興味や発達に合わせて、気軽にピアノを取り入れてみてくださいね🎶

次回は、【ピアノを活用した具体的な療育アイデア】をご紹介予定です!
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