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ボルダリング療育の様々な活用法!

ボルダリングは「全身を使う運動」として注目されていますが、療育の場面では基礎的な体幹強化やバランス感覚の育成にとどまらず、応用的に活用することで 認知力・社会性・学習面 にまで広げられるのが特徴です。
今回は、発達支援におけるボルダリング療育の【応用編】として、施設で行なっている活用方法を少し紹介します。

1. 認知力・課題解決力を高める応用

ボルダリングは「どう登るか」を考えるプロセスそのものが、認知発達の刺激になります。

ルート探しゲーム:色や番号を順にたどることで、計画性や記憶力を鍛える

条件つきチャレンジ:「片足は使わない」「同じ色だけで登る」などルールを追加し、柔軟な発想や問題解決力を育む

👉 プランニング力やワーキングメモリ が強化され、日常生活の見通しづくりにも役立ちます。

2. 感覚統合を発展させる工夫

基礎編では体幹やバランス感覚を育てましたが、応用編ではより精細なコントロールを意識します。

左右差の調整:利き手ばかり使う子に「今日は左手中心」など課題を出す

動きの質を変える:「ゆっくり」「横移動」などスピードや方向を限定して登る

空間認知の強化:離れたホールドを指定して「手を伸ばす」練習をする

👉 これにより 重心コントロールや感覚統合能力 がさらに高まります。

3. 社会性・コミュニケーションの発展

ボルダリングは一人で登るだけでなく、仲間との関わりを通して社会性を育むことも可能です。

役割交代:「登る人」「指示する人」を交互に体験する

応援や順番待ち:他者を意識しながら活動に参加する

協力チャレンジ:二人でルートを考えてゴールを目指す

👉 発達障害のある子どもにとって課題になりやすい 順番・協力・共感 の経験を積む場になります。

4. 自己肯定感と忍耐力を伸ばす工夫

挑戦と達成を繰り返すボルダリングは、自己肯定感を高める絶好の機会です。

分割ゴール制:「真ん中まで行けたら成功!」と小さな目標を設定

チャレンジカード:「今日は3回挑戦」「新しいルートに挑む」など視覚的に達成を確認

失敗からの再挑戦 を促し、気持ちの切り替えや忍耐力を育てる

👉 子どもが「できた!」を積み重ねることで、日常生活にも前向きな姿勢が広がります。

5. 学習とのコラボレーション

ボルダリングは遊びと学習を結びつけられるのも魅力です。

色・数の学習:「赤3つ→青2つ」と指示して数や色を確認しながら登る

言語療育:「次はどの色を掴む?」とやり取りすることで語彙力や表現力を伸ばす

図形・空間認識:ホールドの位置関係を意識することで図形感覚が育つ

👉 「遊びながら学べる」点は保護者にとっても大きなメリットです。

まとめ

ボルダリング療育の【応用編】では、基礎的な運動発達だけでなく、

認知力や課題解決力の育成

感覚統合の強化

社会性や協調性の発展

自己肯定感と忍耐力の向上

学習とのコラボレーション

といった 多角的な発達支援 が可能です。

ボルダリングは「挑戦」と「達成」を楽しみながら経験できる活動です。療育の現場や家庭でも安全に工夫しながら取り入れることで、子どもの成長を大きく後押しできます。
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