五感をたっぷり刺激する感触遊びと、細かな指先の動きを促すクッキング活動として「餃子の皮を用いたミニピザ作り」を行いました✨前半と後半の少人数に分かれて、じっくりと調理に取り組みます。
今回はスプーンなどの道具をあえて一切使わず、すべての工程を自分の「指先」で行う環境を設定しました。はじめに餃子の皮に対して、破らないようにそっと指先で触る子、手のひらで撫でる子、生地を頬っぺたやお口に当ててみる子など、触り方はみんなそれぞれ違います。子どもたちの間では「やわらか~い」「ぷにぷにする」「気持ちいい」といった言葉が楽しそうに飛び交いました。
スタッフが皮の上にケチャップをのせると、手が汚れるのを嫌がって「えー」「べたべたする・・・」とためらう様子も見られましたが、周囲のお友達の楽しそうな姿を見て、指先でつんつんと挑戦し始めました。トッピングにはウインナー、シーチキンマヨネーズ、コーン、ブロッコリー、チーズを用意。「お野菜苦手……」と見た目で嫌がるお子様に向けて、野菜をあらかじめ細かくカットして提供する工夫も行いました。
私たちは日々のクッキング活動を、ただ楽しく料理を作る時間としてではなく、専門的な観察に基づいた大切な発達支援の機会として捉えています。
今回の活動では、特に以下の2つの観点に注目しました。
微細運動(びさいうんどう:指先を使った細かな動作やコントロールする力) あえてスプーンなどの道具を使わず、指先だけでケチャップを薄く広げたり、複数の具材を小さくつまんでバランスよくトッピングしたりする動作は、指先の緻密なコントロールを育てます。感覚過敏(かんかくかびん:特定の刺激を過剰に不快に感じてしまう状態)があり、ケチャップを広げる際にスプーンを使用したお子様も、自分で作る楽しさを味わいながら取り組み、試食の時には素手でピザを持って食べることができていました。
スモールステップ(目標を細分化し、小さな達成感を積み重ねるアプローチ) ブロッコリーを見ただけで「嫌」「ぶっぶー」と話していた年少のお子様がいました。苦手な野菜が視界に入るだけでお皿を遠ざけてしまう状態でしたが、今回はスタッフが「食べなくてもいいよ」「少し手で触ったり、においをかいでみたりしてみてね」と促しました。まずは大好きなウインナーを一口食べ、次にスタッフが小さなブロッコリーをウインナーと一緒に隠してパクリ。最後にブロッコリーが少しだけついているウインナーを本人に見せると、なんと自分からパクリと食べられたのです! また、はじめはブロッコリーに抵抗していた年長のお子様も、シーチキンと一緒に食べることで「おいしい」と気づき、見事に完食してくれました。
「食べられた!」という大成功の経験が自信になり、週明けのお弁当では「今日のお弁当、ブロッコリーとシーチキン入ってる!」と、嬉しそうに報告してくれました。児童発達支援でのクッキングを通して、自ら挑戦できるようになる大きな変化が見られました。
お子様の偏食にお悩みの方へ、おうちの夕食時にもすぐ試せる簡単な関わり方を1つご紹介します。
それは、「苦手な野菜を、ほんのひとさじだけ、お子様自身の手でスープやパパのお皿に入れてもらう」というお手伝いです。
自分で食べる必要はありません。「触る」「運ぶ」という行動だけで十分です。これを行うことで、食材に対する心理的な距離が縮まるだけでなく、「自分の意思で食材を扱った」という自己決定(じこけってい:自分で決めて行動する力)の芽生えに繋がります。「お手伝いしてくれてありがとう!」と伝えることで、食卓が楽しい空間へと変わっていきますよ。
今回はスプーンなどの道具をあえて一切使わず、すべての工程を自分の「指先」で行う環境を設定しました。はじめに餃子の皮に対して、破らないようにそっと指先で触る子、手のひらで撫でる子、生地を頬っぺたやお口に当ててみる子など、触り方はみんなそれぞれ違います。子どもたちの間では「やわらか~い」「ぷにぷにする」「気持ちいい」といった言葉が楽しそうに飛び交いました。
スタッフが皮の上にケチャップをのせると、手が汚れるのを嫌がって「えー」「べたべたする・・・」とためらう様子も見られましたが、周囲のお友達の楽しそうな姿を見て、指先でつんつんと挑戦し始めました。トッピングにはウインナー、シーチキンマヨネーズ、コーン、ブロッコリー、チーズを用意。「お野菜苦手……」と見た目で嫌がるお子様に向けて、野菜をあらかじめ細かくカットして提供する工夫も行いました。
私たちは日々のクッキング活動を、ただ楽しく料理を作る時間としてではなく、専門的な観察に基づいた大切な発達支援の機会として捉えています。
今回の活動では、特に以下の2つの観点に注目しました。
微細運動(びさいうんどう:指先を使った細かな動作やコントロールする力) あえてスプーンなどの道具を使わず、指先だけでケチャップを薄く広げたり、複数の具材を小さくつまんでバランスよくトッピングしたりする動作は、指先の緻密なコントロールを育てます。感覚過敏(かんかくかびん:特定の刺激を過剰に不快に感じてしまう状態)があり、ケチャップを広げる際にスプーンを使用したお子様も、自分で作る楽しさを味わいながら取り組み、試食の時には素手でピザを持って食べることができていました。
スモールステップ(目標を細分化し、小さな達成感を積み重ねるアプローチ) ブロッコリーを見ただけで「嫌」「ぶっぶー」と話していた年少のお子様がいました。苦手な野菜が視界に入るだけでお皿を遠ざけてしまう状態でしたが、今回はスタッフが「食べなくてもいいよ」「少し手で触ったり、においをかいでみたりしてみてね」と促しました。まずは大好きなウインナーを一口食べ、次にスタッフが小さなブロッコリーをウインナーと一緒に隠してパクリ。最後にブロッコリーが少しだけついているウインナーを本人に見せると、なんと自分からパクリと食べられたのです! また、はじめはブロッコリーに抵抗していた年長のお子様も、シーチキンと一緒に食べることで「おいしい」と気づき、見事に完食してくれました。
「食べられた!」という大成功の経験が自信になり、週明けのお弁当では「今日のお弁当、ブロッコリーとシーチキン入ってる!」と、嬉しそうに報告してくれました。児童発達支援でのクッキングを通して、自ら挑戦できるようになる大きな変化が見られました。
お子様の偏食にお悩みの方へ、おうちの夕食時にもすぐ試せる簡単な関わり方を1つご紹介します。
それは、「苦手な野菜を、ほんのひとさじだけ、お子様自身の手でスープやパパのお皿に入れてもらう」というお手伝いです。
自分で食べる必要はありません。「触る」「運ぶ」という行動だけで十分です。これを行うことで、食材に対する心理的な距離が縮まるだけでなく、「自分の意思で食材を扱った」という自己決定(じこけってい:自分で決めて行動する力)の芽生えに繋がります。「お手伝いしてくれてありがとう!」と伝えることで、食卓が楽しい空間へと変わっていきますよ。